2017年12月20日水曜日

年の瀬


いつも思うことだけど、ブログの更新はさぼっちゃダメですね。書きたいと思ってたことが端から飛んで行ってしまう。
お久しぶりです。
日曜日、新宿でインストアライブを観てから、友だちとのんびりご飯食べてお茶して、夜は音色の三人で飲み会でした。三人で顔を合わせるのは五月のライブ以来半年ぶり。忘年会を兼ねての、こんなに遅い打ち上げになってしまった。皆それぞれに忙しくて。久しぶりに一緒に飲んで気兼ねなく話せて楽しかった!音色として今後この三人で演奏することはもしかしたら無いかもしれないけど、住む場所も離れていて家族も仕事もあってそれぞれにやりたい音楽があって時間がなくて、というのが活動休止の主な理由で、仲違いとかではないし、二人に協力してもらってこれまでバンドをやって来られて本当に良かったなーと心の底から思います。多謝。寺さんは来月企画にお招きして、サガイくんとは近々別の形でご一緒できるかも?という感じなので、今後ともどうぞよろしくお願いします。活動休止ライブの動画、見てやって下さいね。この三人だからこその音を精一杯鳴らしてます。

最近どうもぼんやりしていて。日曜日出かける前に、ご飯作って洗濯してひきがたり練習もして、どこかふわふわ上の空で慌ただしく身支度していたら、洗面所の壁の角に思いっきり額を打ち据えてしまって、出血こそしなかったのでどうにか予定通りに出かけられたけど、派手にたんこぶをこしらえて、移動中の電車の中ずっと保冷剤で頭を押さえてました。ぶつけた箇所が最初ウインナーソーセージみたいな形にぷくっと盛り上がって、徐々になだらかになっていって、なんというか、頭蓋骨のありがたみが身に沁みてよくわかりました。これがなかったら脳味噌なんて簡単にぐちゅっと潰れちゃいますね。そしてこのうすぼんやりモード、何年も前にも味わっていて、自分の身を守るセンサーが正常に作動してくれてないような感じなので、大事に至らないように気を落ち着けて過ごさねばと思っております。

今週金曜、みずほ台Acoustic cafeおとなりで演奏します。いつもお世話になっております!

12/22(金) otonari 2nd anniversary special 「板橋晃紀 リリースツアー」
18時開場18時半開演 TICKET ¥1,200+1drink
板橋晃紀 野崎友納(Lana) かくれみの miyamo hasegawa takumu

わたくしの出番は4番目で20時15分頃からの予定です。よろしくお願いします!

そして来週の火曜日は、『年末STATTO大爆発!!!5DAYS!!!2017!!!』の一日目にお呼び頂きました。うれしや。

12/26(火)『BREAK THE STATTO 2017!!!』
二千円ドリンク別 17時半開場18時開演
晴れてるのに傘 小林久人 miyamo THE CAMMIES ON 東京ハムカツ Gorgeous Bathroom モロコシボーイズ
DJ地縛霊 司会まんぶー&加トちゃん

わたくし出番は三番目で19時からの予定です。これはもう、盛り上がるしかないですね。年忘れいたしましょう。乾杯しましょう。
(しかし今年のクリスマスイブのスタットはやばそうですね…もはや無法地帯…まんぶーさんったら。誰か行った人がいたら後で話を聞かせてほしいものです)

そして年明け1月28日日曜日、おとなりで企画します!何卒よろしくお願いします!
これについては日を改めてブログをしたためようと思います。























あとは、2月17日土曜日に毎年恒例のSTATTOミズノ会議にお招き頂きました。やったー!
たのしみです。

2017年11月9日木曜日

タオル

日々は淡々と過ぎ去って秋が深まって行きますね。11月。

「空が高くて寂しくて、心細いような感じがして、どきどきして、自分が強くなったような感じがするから。でも、なにか空気に活気が感じられて、本当の冬がやってくるのを待っている状態でもあるの。」というのは、ハードラックというばななさんの小説で十一月について供述されている部分で、11月の高くて蒼い空を見上げるといつもぼんやり思い浮かべます。

先日あけびをお裾分けして頂いたので、種の多い果実の部分はあけびミルクにして、果皮は肉味噌炒めにしました。あけびミルクは天然といえども鮮烈な甘味で、肉味噌炒めは、豚ひき肉少な目あけび多めで作ったせいか、渋味えぐ味がなかなかに強烈で、けど普段食べつけない秋の味覚をたのしめてよかったな。野趣あふれる味わいでした。ごちそうさまでした。

11月3日文化の日、よし!と思い立ってまだ暗いうちから文章を書き始めて、夕方になって出かける前までにどうにか書き上げました。ちょうど二ヶ月前に死んだクロについて、書きたいと思ってたことの六割くらいは形にできたような気がします。終盤は久しぶりに涙が止まらなくなりながらキーボード打ってました。字が非常に小さくて長文ですが、思いの丈を懸命にしたためましたので、もしよかったら読んでみてもらえるとうれしいです。

ここ何年か夏場はバスタオルをタオルケット代わりに使っていて、今年無印で値引きで買ったバスタオルは肌触りがやわらかで薄茶色の色合いもちょうどよくて、いい買い物したな~と思っていたらば、いつのまにかクロがしょっちゅう爪を引っかけていたようで気づいたら糸ほつれがひどく、全くクロのやつめ…と苦々しく思っていましたが、クロがいなくなったら、そのほつれたタオルが逆にひどく貴重なもののように感じられて、秋のはじめ頃、部屋で襟元がすうすうするときなんかにいつも襟巻きのように首に巻き付けてました。あと、2010年頃から白いフリージアを買うたびになんとなく花びらは捨てられず乾いたら瓶に入れていて、クロを火葬するとき、瓶にいっぱいの白い花と、このドライフラワーを一緒に入れました。花の匂いのかわりにホワイトフリージアの香水もかけて。火葬直前、クロの下に敷いていたわたしの使い古しのタオルを、取って下さいと係の人に言われたことをすっかり失念していて、数日後、洗濯しようと洗濯機の蓋を開けたら、そこにはクロと一緒に焼かれたと思っていた馴染みのタオル一枚だけ入っていて、ホワイトフリージアのいい匂いもして、単に母が洗濯機の中に放り込んでいただけなのですが、一体何の魔法か、もしくは自分の頭が本気でおかしくなったのかと思いました。母に聞いて納得して、けど大泣きしてしまった。
今朝はそのタオル二枚を他の洗濯物と一緒に洗ってベランダに干してます。
そして、淡いクリーム色の花びらが口までいっぱいだったガラス瓶が空っぽなのを目にする度に、そっか七年分の花びらをクロと一緒に空に返したんだっけと思い出します。

また湿っぽくなってしまった!
今月の演奏予定です。

11/22(水) otonari presents @みずほ台AcousticCafeおとなり
OPEN 18:00 START 18:30 TICKET ¥1,000+1drink
曽福風也(Butterfly effect) 仲真弘  野村征吾(ウレイコリック)  ワタナベアキラ(Even Sense)  miyamo

今月もおとなりに出演させて頂きます。出番はなんと最後で20時50分からの予定ですよ。ソロひきがたりでこうやってライブハウスのブッキングライブ的な催しで演奏するようになってもう何年も経ちますが、多分トリは初めてです。ちょっと動揺…。もしご都合よろしければ、是非とも励ましに来てやって下さい!何卒よろしくお願いします。

おとなりは、12/22(金)にもお声をかけて頂いてます。ありがとうございます。そして年が変わって1/28(日)、自主企画をやらせてもらうことになりました!!!よろしければ是非、夜の予定を空けておいて、みずほ台まで遊びにいらして下さいね!

11/27(月)は、シボネボルケで「メロウとみやもとおちゃ」やります。BGM演奏を、コバヤシメロウくんをお誘いして一緒にやりたいな~とここしばらく思っていたのですが、なかなか予定が合わなくて、今回ようやく話がまとまってしかも展示期間中の開催となりました。うれしい。お店の営業時間中に、なんとなく頃合いを見計らって二人交互にBGM演奏するような感じになるかと思います。平日になりますが、お気軽に是非どうぞ!
さくらいさんの展示とっても楽しみです↓


































他に決まっている予定としては、12/26(火)、毎年恒例、年末スタット大爆発の一日目に出ます!
あとは、来週あたりRUTOに歌いに行こうかしら。






2017年10月14日土曜日

大好きだった曲












ピントが合っていない上にミケさんが動いてるので撮れてしまった、妙な塩梅の写真。

ちょうどこれを撮った九月の終わりの週はじめに、クロさんいなくなってからライブのとき以外ほとんど楽器を手にしてなかったけどそろそろやってもいいかなーという気になったら、昔ものすごーく好きだったこの曲を何故だか突然歌ってみたくなって、曲自体は改めて聴き返さなくてもいいくらい頭に染みついてるので、いちおうネットで歌詞とコード進行をさらってみて、なんとなくできそうな感じだったので練習し始めたらば、武蔵境スタットから急なライブのお誘いがあって、ちょうどよいタイミングだしよし!やるか!と思って必死に練習して無理やりひきたがりました。その日演奏したのは、みずうみ、波、三月、TOO MUCH PAIN、真夜中に僕ら、の5曲だったかな。たどたどしいカバーでしたがスタットで歌えてうれしかったし、終わってから観にいらしてたチエコさんに「たしかに今日のみやもさんはいつも以上に暗かった、けどそこがよかった」と笑顔で言ってもらえてうれしかった。改めて考えてみると、TOO MUCH PAINをふと歌いたくなる気分って、どんだけふさぎ込んでんだい!って感じで笑えるほどですが、ご一緒した方々、ライブ終わってから飲みにいらっしゃった方々、なじみの顔に沢山会えて気もちが和みました。お会いした皆様、スタット、ありがとうございました。はしゃいで飲みすぎて翌日ヘヴィーな二日酔いでさんざんでしたが、とっても楽しい夜でした。来週のライブでもやるつもりです、TOO MUCH PAIN。ほんとに心から好きだった曲を拙いながらもひきがたれる日が来るなんて思いもよらなかったな。よろしければ是非、聴きにいらして下さい。
 

2017年10月13日金曜日

小休止

ここ数日、しばらくぶりに、心ゆくまでおうちでのんべんだらりと過ごしました。先のこともあまり気にせず、お気に入りの漫画や本をぼけーっと読み返して。おかげで少なくとも風邪はすっかり治ったようです。時間ができたらやりたいことも頭にあったけど、何もしなかったな。そんな感じで、昨夜だらんと布団に寝転って、借りてた本の中から何となく手が伸びた、町田康訳の宇治拾遺物語、やけに心に沁み入りました。人って、しょーもな。

気持ちに余裕が出来たら書きたいと思ってたことはいくつもあるのですが、取り急ぎ、一週間後のライブの宣伝ですよ。

10/20(金)
otonari presents @みずほ台AcousticCafeおとなり
OPEN 17:30 START 18:00 TICKET ¥1,500+1drink
アサトアキラ tegakiLIFE 坂爪悠太郎  橋本宗憲  斉藤和人 miyamo

7月8月9月と、ライブでやれるだけのことを精一杯やってきたつもりだったけど、やりたいことやれることを少し落ち着いてゆっくり見直してから、改めて曲作ったりしよっかな、という気になりました。一息ついてみて。そんな風通しのよい気分で演奏できたらなと思います。是非いらして下さい!出番は五番目で20時20分頃からの予定です。またおとなりで演奏できると思うとしみじみうれしい。よろしくお願いします。

また近々何か書けたらなと思いますが。予定は未定。
これから、遅番に行く前にベランダのプランターにパクチーの種をまいてみます。ドキドキ。

 

2017年9月16日土曜日

花吹雪

三日前、おんがくのじかん「すいようび」でソロひきがたりました。
クロの具合が急変するまえに申し込んだライブで、クロが息を引き取ってから十日経ち、まだ家で落ち着いて練習に打ち込めるような精神状態ではなかったので、リハで軽く音を出したあと井の頭公園まで歩いて行って、練習しながら演奏する曲目を決めました。頼りない天使、ハネムーン、コスモス、グッドバイ、波、新しい人、カバー曲ばかり六曲、自分を慰めかつクロに捧げるつもりで心を込めて演奏しましたが、聴いた方はどうだったかしら…。ご清聴ありがとうございました。
夕方、人のいないテニスコートの前のベンチで練習してて、はじめは声を潜めてたけど、缶酒のみつつ、もういいやと思って普通に声出してひきがたってたらば、建物の合間から覗く西の空が暮れるにつれてどんどん光を増して明るくなって、とてもきれいだった。
クロの不在を感じるとたまらなくなってまだ泣いちゃうけど、ミケは元気でいてくれるし、晴れた日に自室の寝床から居間に陽が射すのをぼんやり眺めてたらば、クロがまだほんの仔猫だった頃から若くなくなるまでずっと、おもちゃやボロ布をくくりつけたお気に入りの紐を居間でぶんぶん振り回しては遊ばせていたのですが、飽きもせずひたすらぴょんぴょん跳ね回ってたジャンプの軌跡とか無尽蔵なエネルギーのイメージが思い出されて、あんなにちっちゃかった頃からおじいちゃんになるまでずっと、17年間一緒に暮らせてほんとによかったなと、今は、散る桜を眺めているような、眩しいような気持ちです。会えなくなって悲しいけど、それが自然の摂理でもあるんだなと。
まだまだ思うことはあるので、そのうち長文をしたためるかもしれません。 
ちょっと神経が過敏になり過ぎたし、秋だし、しばしペースダウンしてゆっくりめに過ごそうかと思います。
大好きよクロ。 


 

2017年8月28日月曜日

フェルナンド

うちのアホ男子猫、ミワコちゃん呼ぶところのフェルナンド、すなわちクロさんが元気なくて心配です。最近、脚の筋肉が落ちて骨ばってきてて、背を撫でるとずいぶん背骨がゴツゴツしてきたな~と気にはなっていたのですが、数日前、洗面台に飛び乗ろうとして失敗した現場を母が目撃したそうで、それ以来、歩く様子もヨタヨタしてて足にトイレ砂がこびりついたままだったり、鼻水も垂らしてるし、一日の多くの時間は誰もいない部屋にひっそりと横たわっていて、撫でてもいつものようにゴロゴロ言ってくれないのです。かろうじて尻尾で(わたしを)構ってはくれるのだけれど。やはりご老体に夏の暑さがこたえたのか。風邪だったらさっさと治ってほしい。インスタを見た友だちがわたしと顔が似てるよねと言ってくれたクロさん、人見知りせず半分犬みたいな性格の愛すべきアホねこちゃん、早く元気になってくれないと困ります。ミケさんは相変わらずふさふさでマイペースに元気です。(この春に撮って、いかにも可愛いでしょ、みたいな写りになってしまった気がして敢えて没にしてた写真を載せてみます。飼い主の欲目かしら。)

やはり先週は忙しくしすぎたようで、土曜日は夕方までずっと家で休んでたけど心身の緊張がうまく解けてくれなくて、夜お店のお手伝いしながら頭が痛くなってしまった。過積載禁止、と改めて実感しましたが、後悔はしてない。いろいろたのしかったな。今週の1日と3日のライブもがんばります。予約は必要ありませんのでお気軽にどうぞ!心よりお待ちしております。

2017年8月19日土曜日

スタットでした

土曜日の朝です。おはようございます。

一昨日は早番のあと武蔵境スタットでひきがたりました。結果として、頬をぴしゃりと軽く叩かれたようなライブでした。とても楽しい時間を過ごせたのですが。

おとなり店長さんが「曲も演奏もちゃんとしてるし、今までどこでやってたんですか?」と言って下さったのですが(ありがとうございます!)、全くちゃんとしてなかった頃からずっとスタットにお声をかけてもらって、ライブの度にヒロシさんが感想を言って励ましてくれて次回に繋げて下さり、ミズノコウイチロウさんはわたしが初めて出演したときから度々ご一緒して演奏を気に入ってくれていて、そしてサガイくんとは一緒に音色をやって、本当に単なる事実として、スタットの存在なしでは今と同じ自分はいないと思います。以前よりはそれなりの演奏ができるようになってきて、けど、自分の本気さや真剣さを改めて問われるような熱い熱いライブを、一昨日の夜はサガイくんもミズノさんもヒロシさんもされていて、みんなとてもかっこよかった。他の出演者の方も皆それぞれに漢でした。せめて男気では負けたくないのだけれど。そして演奏以外ではいっぱいお酒飲んでおしゃべりして愉快な時間を過ごせました。翌日のレレレノお手伝いが臨時でお休みとなったのでつい羽目を外してしまいスタット店長さんのおうちにお世話になったのですが、なんと翌朝うっかり携帯を置き忘れて出てしまって、なかなか大変な目に遭いましたが、あてどない待ち時間にいろいろなことをとりとめもなく考えました。普段の自分がいかに目先の欲や忙しさにかまけて、結果として父のことをおろそかにしているか実感して、左半身不随で体の自由がきかなくて弱りつつある父をもっと大事にしないとのちのち後悔するな、とか(本当は昨日は父に会いに行くつもりだった)。音楽のことも。
一昨日お会いした皆様どうもありがとうございました!













音色のギターの人の新たな一面、とてもかっこよかった。男前な演奏でした。また観たい。


今日はルリ・マグネットさんの素敵イベントで演奏します。たのしみ。お時間のある方是非お立ち寄り下さいね!お待ちしています!


2017年8月12日土曜日

初秋の演奏予定

来週から来月頭まで、しばしひきがたりでライブが続きます。
もしよかったら遊びにいらして下さい!よろしくお願いします!


8月17日(木)

「MUSASHINO IMAGINATION SUMMER SP!!!」@武蔵境STATTO

OPEN 18:30 / START 19:00 adv ¥1800 / door ¥2000
守山ダダマ / miyamo / サガイユウヤ / 聖光皇子(広島) / ミズノコウイチロウ / モロコシボーイズ
 [DJ チエコ]
  

















長らくお世話になっているスタットに遊びに行きます!
そんなに頻繁に出ているわけではないけれど、もはや心のホームと言っても過言ではないかも。大好きです。
わたくし出番は19時半からの予定です。たのしみでしかない。DJ チエコ!イエーイ!


8月19日(土)
ルリ・マグネット企画 「フォスフォレッセンス・ナイト」 @CAFE&BAR コジンシュギ 
18時~21時 チャージ ¥700,1ドリンク ¥500〜 
ライブ: かわず たいが,miyamo,キテソロ 
コラージュモデル: 千絵ノムラ
作品展示 コラージュ: ルリ・マグネット












たしか二年前の春、横浜のへそまがりというゲストハウスでのフェス的おもしろ不思議イベントでひきがたったときに、たまたま目撃して下さっていたルリ・マグネットさん、今年の五月に新宿Rutoで「へそまがりで観た人だ!」と思い出して話しかけて下さって、今回イベントにお誘い頂く運びとなりました。しみじみうれしいです。レレレノレコード関連でのご縁もあり。ルリさんはとても気さくかつお綺麗な方で、青を基調にした作品を作っておられるアーティスト、なのかな?作品を拝見できるのも非常に楽しみにしております。是非とも遊びにいらして下さいませ!SHIBUYAだぜ!わたくし19時半から演奏予定です。



8月24日(木)
「つつましく、ムルアイDAY vol.2」@みずほ台AcousticCafeおとなり
OPEN 18:30 START 19:00 TICKET ¥1,000+1drink

ムルアイ 赤川 桜 大林いくお miyamo はしも 加賀屋みき 水口龍太郎

おとなり店長の深井さんの口添えで、FILMREELというバンドのむらいさんのイベントに出演させて頂くことになりました。FILMREELってなんか憶えのあるような…?と思ってたら、ルリ・マグネットさんがツイッターでメンバー皆さんのイラストをアップされていて、それがとても素敵で印象に残っていたのでした。つながる縁。当日翌日と仕事なので、体力的にはお断りした方がいいのかなとしばらく悩んだのですが、お誘い下さったことも非常~に嬉しかったし、出てみたいという好奇心に勝てませんでした。お初の方ばかりでドキドキです。よろしくお願いします。

余談ですが、むらいさん、わたしの地元にあるライブハウス(まだ行ったことない)で、笹口さんのバンドで明後日14日月曜日に出演されるんですね!レレレノお手伝いがなかったら観に行きたかったなあ。


9月1日(金)
B.B. alone Presents rockOmotion vol.4」@新宿Ruto
open 18:45 start 19:00 1500円 (1drink込み)

B.B. alone ソニー miyamo 岡ちゃん 菅原ユウキ THE RAMBLE BROTHERS

Ruto行きたいけどなかなか予定が合わなくてもどかしいなーと思っていたところ、BBさんから再びお誘いが!ありがとうございます!ちょっと忙しくなり過ぎてしまうかな、としばし迷いましたが、ご一緒したことのある方ばかりですし、楽器を持ってふらりと飲みに行くつもりで楽しもうかなと。お気軽にどうぞ!飲みましょう!


9月3日(日)
otonari presents @みずほ台AcousticCafeおとなり
OPEN 17:00 START 17:30 TICKET ¥1,000+1drink 

コバヤシメロウ  ワタナベアキラ(Even Sense) おとなり miyamo 斎藤和人  野村征吾(ウレイコリック)

初秋の日曜の夜におとなりでひきがたります。度々のお誘いありがとうございます。とても光栄です。はりきります。是非お越しやす。
出番は四番目で19時15分からの予定です。


というわけでやや密にライブを入れてみました。自分の中ではちょっとした挑戦です。
ひきがたりでこんなにライブのお誘いが重なったことなかったので、今バンドの練習とかもないわけだし、ひとつがんばってみようと。
体調管理に十分気をつけよう。弁当作りはなるべくさぼらず、仕事には支障をきたさず、そして深酒はしないように(←自分への戒め)。
聴きにいらしてくれたらものすごく喜びます。 演奏、よくなってきてると思うので、何卒よろしくお願いします。
 
そうだ最近この曲にじわじわはまって繰り返し再生してました。かっこいい。


 

2017年8月4日金曜日

自己肯定

物心ついた頃からいい大人になるまでずっと、鏡に映る自分の顔を好きだと思ったことがほとんどなかった気がする、というか好悪というより生理的に受け付けなくて、自分をかわいいだなんて思ったこと全くなかった。母は、手伝ってくれる親戚が近くにいない環境での子育てに必死すぎたのか、長女で一見しっかり者のわたしが心の奥で何をどう感じてるかに気を配る余裕がまるでなかったようで、「周りからかわいい子だねってよく言われたし、あんたが自分のことかわいいと思ってないって知らなかった」と言われたのはつい最近のことです。お勉強はそれなりにできても弁は立たない質だから感じてることを言い表せなかったし。お転婆でやんちゃに遊びまわる一方で本もよく読んだり、多分すごくエネルギーのある子供だったけど(だからか?)自己イメージはずっとアンビバレンツだったし、思春期はだいぶこじらせたなと。無条件に自分を受け入れてもらった感触が、少なくとも記憶の上にはあまり残ってなくて。過不足なく育ててもらって、与えてもらったこといっぱいあるはずで、欠けてるとこにフォーカスを当て過ぎてるだけなのかもしれないけど、実際にメンタルに問題も生じたし。

話は変わって、母は音楽がとても好きな人で、かつては歌もめちゃくちゃ上手でした(父は音痴)。母の弟二人は口をそろえて「姉ちゃんのおかげで音楽が好きになった」と言ってたな。子供の頃は家に母が弾くマンドリンとギターがあった(けどわたしは音色が苦手で興味を持てなかった)し、台所にはいつもラジオがあって、台所ってのはどこの家もそういうもんだと思ってた。自分が親に音楽をやらせてもらえなかったから子供には習わせたかったそうで、幼稚園の頃からヤマハ音楽教室に通わせてもらって、中高は吹奏楽部で楽器も買ってもらえたし、それがあるから今の自分があるわけですが。

バンドに参加して初めてライブハウスで演奏したのが十年くらい前で、できることをただただ必死にやる中で、いろんな出会いによって様々な経験をさせてもらいました。そこで楽器だけ演奏してればよかったのかもしれないけど、何でまた下手くそなひきがたりを始めたかというと、歌詞も含めての曲作りが興味深いということもあるし、子供の頃ずっと楽器の演奏を通じて「歌う」ことが好きだったので、楽器で歌えるんなら、どうせなら生身の自分でも歌えるようになりたいと思ったし、深層意識では、結婚と子育てにひたすら必死だった母の心のよりどころだったであろう「歌」に対する良い刷り込みが多分にあるんじゃないかと思ってます。ひょっとすると胎内レベルで。エレクトーンを習ってた小学生の頃は弾きながら歌うということが全くできなくて(頭の中で演奏と一緒に歌っちゃってたからだと思う)、歌みたいなものを作ろうとしてみたこともあったけど、がっかりするくらい陳腐なものしか出てこなくて、音楽を作るというのは生まれつきそういう才能のある人がやることなんだろうと思って早々に諦めたような記憶がおぼろにあります。だから、自分が楽譜なしで演奏できたときは本当に驚いたし、ましてや曲を作れるだなんてあり得ないと信じ切ってたので、やれるとこまでやってみたくて。

そこで改めて浮上してくるのが自己肯定感の希薄さです。

五月に音色でライブに出たあとに某伸明さんとメールのやりとりをしたとき、「光」という曲はお褒め頂いたのですが、「みやもさんのみやも感は、ほんと暗くて重くてブスって感じ!」(←原文ママ)との衝撃的な一文が。何を~~!失礼な奴め!と思ったけど、冷静になって考えてみると、たしかにその通りなんですよね。鈴木さんは何をどのように表現するかということにすごく自覚的な方だし、付き合いも長くなってきたし、真摯に演奏を受け止めてくれたからこそ、そこまで伝わってしまったんだろうなと思いました。とてもショックだったけど、言ってくれてありがとう。そして、言い方は大きく違えど(笑)同じような意味合いのことをお手伝いしてるお店のボスにも言われたりするので、そこらへんをどうするかが今後の大きな課題なんだろうなと思ってます。

音色のことも書こう。人のサポートに回ることは好きでも、自分から率先して人と何かをやることはすごく苦手だから、自分の音楽を人とやるのは無理だろうなと最初は思ってたんです。けど、マリンバの寺さんとはDrawingsに始まりキルケやteraのサポートやキスミワコちゃんのバッハーンで一緒に演奏してきて、音楽の好みも合うし、ウクレレとマリンバの相性も悪くなさそうだから、一緒に何かやらない手はないんじゃないかと思って、まずは二人での練習を始めて、ほのぼの感を打ち消すためにエレキギターに入ってほしくてスタットで出会ったサガイくんを勧誘して三人での「音色」となったわけです。変則的な編成で、自分の演奏に二人に自由に加わってもらいつつ文句はつけるという形は、二人の演奏や感性に対する信頼感が根底にあってこそ成立し得たし、逆に、二人の心的負担は大きかったのかもしれません。でも単純に、二人と仲間でいられることも楽しかった。なんか、小学校六年生くらいでクラスは違うんだけど放課後に一緒に遊んでるような感じかな、とふとイメージしたことがありました(そのあと、「ちはやふる」かよ!と気づいて自分で自分に突っ込みました)。おんがくのじかんの菊池さんに「音色はみやもさんが良くなればもっと良くなるね」と言われたから、自分の歌とウクレレをよりいっそう頑張れた面もあったし。「三月」を配信リリースしたあと、五月のライブに向けてスタジオ練を始めたら、みんな忙しすぎて思ってた以上に練習がはかどらず、わたしも体調そんなによくなくて、これは、このまま活動を続けるにはけっこう無理があるんじゃないかな~と思い始めて、それぞれ家庭の事情などもあり、活動休止しようということになりました。先のことは何も決まってないので(飲み会しようという口約束だけはしてる笑)、ひょっとしたらこれが最後のライブになるかもしれないと思ったら本番でわたしは逆に変に力が入ってしまって心残りな演奏になってしまいましたが、二人はいい演奏していてさすがでした。自分の力不足を再認識したけど、もしまた一緒にやれるときには成長した自分でいられたらいいなと思います。遅咲きの音楽活動、スタジオでの練習時間も含めると、自分にとってはこれまで一番多くの時間一緒に演奏したきたであろう二人に感謝。わかりにくいけど実はいろいろめんどくさいわたしと一緒にバンドやってくれてありがとう。



















シボネボルケ「バー人魚」にて。友達が撮ってくれました。
いくらBGMだからって、壁に向かってひきがたらなくても、と笑われた。たしかに。
 

2017年7月26日水曜日

この夏のこと

先月は休養モードであまり出歩かず読書にかまけていて(仕事には行ってました、もちろん)、先月末くらいから割とよく人と会ったりしてて、今月14日におとなりで演奏して、よし!と思って前回ブログをようやく更新したのですが、そこからずっと、大忙しではないけど小忙し~中忙しみたいな状態が続いていて、しかもこの暑さ、体が休まる要素が生活にあんまり見当たらなくて、早くもくたびれ気味です。今朝はけっこうな雨降りで気温も低かったのでこれ幸いと朝風呂に入って体をほぐしました。ちょうどレレレノまゆみさんに頂いた生のローズマリーがあったので洗濯ネットに入れてぬる湯に浸かって、ほっと一息。こういった頂き物に助けられることがとても多い今日この頃です。最近、知人の方に頂いたローズ&アルガンスキンオイルとやらを、洗顔のち化粧水はたいてから、説明文の指示通り眼の下とかほうれい線のあたりにちょこっと塗ってみたりしているのですが、これが本当に夢のように華いだ香りがして毎回うっとりします。実用と贅沢を兼ねた、なんて小粋なプレゼント。ありがとうございます。気づけば服や手ぬぐいや他にも頂き物ばかり。自分には自分のできることで、まわりまわってお返しして行けたらよいなあ。

って自分自分突っ込。演奏予定を告知しますね。

本日、川越シボネボルケにおいて、月に一度あるかないかの夜営業、その名も「バー人魚」にてBGM的ひきがたり演奏を行います。お店は18時半から19時半まで。その間、演奏したりしなかったり、すると思います。どうぞお気軽に!

明日27木曜日三鷹もくようび vol.40」で演奏する、はずです。笑
菊池さんに会いに行く感覚で楽器持ってふらりと出かけます。

817日木曜日は武蔵境スタットで演奏しますよ!サガイくん出るらしい。久しぶりの対バンたのしみだー。詳細はまた後日。

8月19土曜日ルリマグネットtwitterinstagram)の企画ライブ「フォスフォレッセンス・ナイト」にお誘い頂きました。とってもうれしい。会場は、渋谷のCAFE&BAR コジンシュギというお店だそうです。渋谷でひきがたるの初めてじゃないかしらん。是非お越し下さいませ!

そして9月3日日曜日、みずほ台のAcousticCafeおとなり、三度目の出演お誘い頂きました。ありがとうございます。またもやコバヤシメロウくんと対バン。メロウくんはライブのあと帰宅すると必ず出汁をとってお味噌汁を作ると先日MCでおっしゃってました。酔って寝るしか能のないわたしからすると、感心することしきりです。メロウくんは曲も演奏も安心して心を預けられる感じがします。好青年。

今のところ以上ですが、隙を見てまたRutoにもお邪魔したいし、夏バテてる場合じゃなかった、がんばろう。

大変遅くなりましたが、5月にRutoで演奏したときのライブレポをTFUさんがブログに書いて下さってます。大貫さんを引き合いに出してお褒め頂くこと、たまにあるのですが、光栄でしかありません。正直、そんなにちゃんと聴いてきてはいないのですが、矢野さんがカバーしてる大貫さんの曲どれも大好きです。TFUさん、またいつか、Rutoでお会いいたしましょう!
 
5月、おとなりにて、友だちが撮ってくれました。ありがとう。
素敵なお店です。

2017年7月15日土曜日

バックトゥーゼロ

一昨日はお手伝いしてるお店の集いで屋上ビアガーデンに行って、昨日はみずほ台のAcousticCafeおとなりでひきがたって、なんか、自分のスイッチがようやくオンになった感があるので、気負わずさらっとブログ更新してみます。

先月末に武蔵境STATTOでJETヒロシさんのお誕生日祝いライブがあって、そのときTheピーズのグライダーという曲をひきがたりでカバーしました。ちょうど十年くらい前に、一度だけピーズのライブを観に行ったことがあって、それからしばらく音源を聴き込んでいたのですが、その頃カセットMTRでカバー曲を宅録したりしていて、グライダーをカバーしたいなと思ったんです。けど鍵盤でアレンジするんじゃなんか面白くない気がして、幼なじみの友だちの旦那さんが宴会芸用にウクレレを買ったと聞いたので、ギターは弾けないけどウクレレならまだ何とかなるんじゃないかと期待して、貸してほしいと友だちに頼んだらば、ありがたいことに教則本込みでウクレレを譲り受けました。そしてグライダーの歌詞やコードを調べたんだけど、全っ然コード押さえられなくて、すぐに匙を投げてそれから数カ月ウクレレは放ってましたが、あるとき、フィッシュマンズの2コードの曲ならできるかなとふと思って生まれて初めてひきがたりに取り組んだのが「新しい人」でした、実は。そこから時は流れ流れて。スタットの皆さんがピーズの武道館ライブに行かれたというのをツイッタで見かけていいな~と思ってましたが、ヒロシさんのライブで何を演奏しようかと考えたときに、ひょっとしてそろそろグライダー行けるんじゃない?と思ってやってみたのです。十年前にメモした歌詞を見ながら。歌えてそれはもう嬉しかったです。Eのコードは未だにうまく押さえられないけど。そしてつい先ほど、汗みずくになりながらパソコンのボイスメモで録音してみたのがこちらになります。



この十年、サポートで演奏したり、音色で演奏したりしてきて、十年前はできなかったけどできるようになったことはきっと沢山あるし、ここからまたやれることを精一杯やっていけたらなと思います。

ちなみに十年前のTheピーズのライブ、対バンはスパルタローカルズでした。最近この曲よく聴いてる。 



また近々ライブの告知など改めますね。


2017年5月17日水曜日

まほう


一ヶ月ほど間が空いてしまいました。いろいろありまして。がんばって生きてます。

前回ブログに書いた皮膚トラブルは「かぶれ」ではなく「じんましん」と判明しました。じんましんになったことがなかったからわからなかったよ。医者には行ってないけどタイ古式マッサージを受けて体の様子を診てもらったりはして、生活全般を早急に見直すべきであるという結論に自分の中で達しました。考えてみるとここ数年ずいぶん自分の体をなおざりにして日々を無理やりやっつけてきてたなと。これくらいできるはず、って脳みその上っ面だけで判断して、体の声に耳を傾けることをいつしか忘れてました。このままじゃいけないなと思うときもあったけど、そのままずるずるとなんとなくやり過ごしてた。母の友人の女性で、昔はお酒をたくさん飲んでたけどじんましんですっぱり止めた方もいるらしいし。じんましんは体が悲鳴を上げている、もしくは体からの忠告だと思って、心して受け止めようと思います。
今月になってから、ふと、二十代の頃にお気に入りだった作家の本を借りてきて読み始めたらば予想外にのめりこんでしまって、夢中で読み終えて顔を上げたら昔からの自分の感覚がふいによみがえって、気づいたら意外と遠くまで来てたし、必死さゆえに自分の芯を見失って危うい状態になりかけてたのかもしれない、とやはり思いました。またそういうお年頃なんでしょうね。三日前に観に行ったライブイベントでは、歌は人の心を自由にするものだなと改めて気づかされたり。アートってほとんど魔法だなと思います。諸刃の剣だけど。いつか上手に使えるようになれたらいいな。

明日は新宿Rutoでソロひきがたります。
レレレノレコードでお知り合いになったコバヤシメロウくんとライブでご一緒したいな~と思って申し込んでみましたよ。Rutoの雰囲気とても好きです。わたくし出番は二番目で20時すぎから。

5/18(木)Rutoブッキングライブ
開場19:15 開演19:30 料金1000円+1ドリンク=1500円

出演  TFU miyamo コバヤシメロウ ターナーB 岡ちゃん

そして明後日は東武東上線沿線のみずほ台のAcousticCafeおとなりで演奏します。
初めての場所なのでドキドキです。たのしみにしておりました。こちらも出番は二番目で、19時すぎからの予定です。

5/19(金)otonari presents 
開場18:00 開演18:30 料金¥1,500+1drink
出演 石坂隆真(rabbit youth riot) ユリ miyamo 池永芽

そしてそして。来週の27日土曜日はさんざん告知してきた、おんがくのじかんでの音色ライブがあります。よろしくどうぞ!!!!!


2017年4月19日水曜日

ひとこと

昨日仕事中に、お腹の大きなお母さんと一緒の3~4歳くらいの男の子が、去り際に手を振ってくれたので振り返して、姿が見えなくなってから「あのお姉さんかわいいね」とお母さんに話しかけてる声だけ聞こえてきて内心舞い上がってしまいました。マスクしてたけど私。ありがとうぼうや!体調は今一つだったけど君のその一言のおかげで一日どことなくハッピーな気分で過ごせたよ。しかし最近、皮膚がむずがゆいな~と思うと蚊に刺されたみたいにぽちっと腫れて周囲が赤くなったり、けどしばらくすると何もなかったように治って、何なんだ?と思っていたのですが、症状が段々と悪化してきて、一昨日昨日は朝起きて少し経つと膝の裏側の皮膚の柔らかいところやお尻らへんがたまらなくかゆくなり見ると水ぶくれみたいにぼっこぼこに腫れて赤くなってて、小学生の頃保健室の前とかに貼られてた病気の症状の写真を思い出すような酷い有様で、これ服着て外出するようなレベルじゃないよな…どうしよう…と思うくらいでしたが一時間もすると跡形もなくなってました。何らかのアレルギー反応かなとも思うんだけど。飲酒量を控えるべきかしら、やっぱり。皮膚科に行った方がよいのだろうか。このままなんとなく治まってほしいものですが。昔なじみの友人(医学部助教)と先週しばらくぶりに飲みに行って、そういえば最近よく皮膚がかぶれるんだよ~と訴えたらば、ストレスじゃない?と淡々と言われて、そうか全く自覚なかったけど私ひょっとして今ストレス高いのかもと初めて思って、そしてその日はまあまあいっぱいお酒を飲んだのですが翌朝全くかぶれなかったので、特に心配されるでもなく話を受け止めてもらえるだけで人ってずいぶん楽になるんかなと思ったりもしました。果たして。

日はソロひきがたります。新宿というか四谷に近い辺りですね。仕事は休みでしたが急きょ出勤することとなってしまったので、早番あとに肩肘張らずふらりと楽しみに行こうと思います。よかったら遊びに来て下さいね。わたくし二番手で20時ちょい過ぎからの予定です。

4/20(木)Rutoブッキングライブ
開場19:15 開演19:30 料金1000円+1ドリンク=1500円
出演 柳川大地 miyamo 小文吾。 岡ちゃん ドウモト

サウンドクラウドに桜の曲をアップロードしました。前日に練習のつもりで録ったやつを、出勤前にふと気が向いて新しいパソコンから慌ててアップロードしたので、生データのままで音量調整してなくって、音が小さすぎて聴き辛かったらごめんなさい。愛着のある曲なので聴いてもらえたら嬉しいです。ダウンロードもできますよ。


2017年4月7日金曜日

追記














今月ライブがもう一つ追加になります。
20日木曜日に新宿のライブ&バーRutoのブッキングライブでソロひきがたります。よろしくお願いします。
がんばろ。

母校の裏手の芝生斜面でiPodをお供に一人ぼーっと眺める桜がこの時期のお楽しみです。
学校と住宅街に挟まれていて騒がしくできないせいか花見客が皆無で、芝生に座って至近距離でじっくり花が見られます。贅沢。敷物持って来ればよかったと毎回思いつつちょっとだけ寝転んだりして、家に帰ると大抵、払いきれてなかった草が上着に付いてるっていう。写真は昨日の夕方まさに寝転びながら撮ったものです。今年はスミレもいっぱい咲いてました。
来週は久しぶりに外飲み部の友人と花見の約束。天気が良いといいな。散る桜を惜しんで。


2017年4月5日水曜日

いいわけ

桜の季節が到来しました。三日前の日曜日、渋谷へ行くのに原宿で降りたら人でごった返していて最初わけがわかりませんでしたが、あれは花見にはせ参じた人々だったんですね。まだそれほど咲いてないというのに人は桜を求めてわざわざ原宿にまで繰り出すのか、ということに驚きました。近場でええじゃないか。昨夜は遅番のあと桜をゆっくり見ながら帰りました。うちの近所では三分~四分咲きくらいで花びらはまだほとんど散っておらず、蕾から開いたばかりの花はまるで箸が転げても可笑しい年頃の女学生といった風情で風に揺られておりました(←なんだこの比喩)。しだれ桜は今がちょうど見頃。先月、「三月」を配信リリースしたことだし、なんかちょっとがんばってみようかしらんと思ってバンド名義でインスタを始めてみたのですが、仕組みがよくわからないし今のところ自分しか投稿しておらず花と猫の写真ばかりで乙女かよ!という感じです もしよかったら覗いてやって下さい。これからさらに桜写真が増えて行くかと思われます。ツイッタと同じくパソコンからやってるのでリアルタイムじゃないですけど(と言うとけっこう笑われる)。

言い訳をしてしまいがちです。しない方がいいと頭ではわかってるはずなのに、つい口から出てしまう。仕事でミスしたときとか特に。というのは前振りで。前回のブログに書いた作りかけの曲が完成したのですが、曲ができたばかりだと客観的になれないことが多くて、今回も、こんな曲になっちゃったけどこれをアラフォー女性が歌うのは果たしてありなのか?という葛藤と、もしかしたらけっこう良い曲なんじゃないか?という自画自賛の両極端にふれつつ、ぼちぼち練習中です。自分に言い訳したりうぬぼれたり、思春期じゃないんだから、きっと半ズボンのカジくんだったら自らの大人の男らしさについてくよくよ悩んだりしない筈だぞ(いや、でもどうだろう)などと余計なことまで考え出す始末。とりあえず今週のバンド練習や来週のソロひきがたりでやってみて周りの意見を聞いてみようかな。メロディーとウクレレがほぼ出来上がってから歌詞を考えたので、曲調に自然と寄り添う内容にしようとして、パフュームのマカロニやpuppy loveみたいな雰囲気をちょっと意識しつつ、サビで「横顔」という言葉を投入したのは矢野さんの大貫さん「横顔」という曲のカバーに対するオマージュです。基本的にはノンフィクションですが、胸キュン的要素を気持ち多めに抽出してみたらば、こんなことに。


来週、10日月曜日に、三鷹おんがくのじかんの「げつようび vol.11」でソロひきがたります。出番は5番目で21時10分からの予定です。ドリンク代別の投げ銭制イベントですのでお気軽にどうぞ!山形のゾンフォー鈴木君が来ると聞いて、おお!と思って申し込みました。レアだよ。

あと、来月19日金曜日、埼玉のみずほ台にあるAcousticCafeおとなりで演奏させて頂くことになりました。ツイッタで見かけて比較的近場だし気になっていたのですが、思い切ってメールしてみたら、快くお返事下さいました。楽しみです。

そして来月27日土曜日は音色でライブあります!おんがくのじかんプレゼンツ





































よろしくお願い致します。
 

2017年3月22日水曜日

世界平和?












開け放した窓からベランダに素足を投げ出して日だまりで温まりながらパソコンに向かってます。職場そばの公園に三本だけ植わっている早咲きの桜が昨日見たらほころび始めてました。自分内の花見シーズン幕開けに、どこか浮足立ってそわそわした気分です。とうとう春来たか。

前回ブログの、できなくなることについて、書こうと思って書き忘れてたこと。
うちのクロさんは昔チーズが好物で、銀紙に包まってる安チーズをよくひとかけらずつちぎって二、三口食べさせてたので、あの銀紙を開く音がするとすぐさま飛んでくるのだけれど、最近は分けてあげてもあまり反応が芳しくなく、先月だったか、わたしが部屋でほんの小さなかけらをあげて飲み込んだ直後、お腹に入ってたものまでその場でげろげろ吐き出して、わあ!と思って手の平でかろうじて受け止めて、なんとも渋い気分になったことがありましたが、年を取るってこういうことかとしみじみ思いました。音には未だに反応するのがまた切ないです。記憶。

今月はオンとオフが極端に分かれてしまって、昨日、仕事とお店手伝いとで六日続けて出ずっぱりだった最終日に、早番のあとひきがたったら体がくたびれすぎててアウトオブコントロール状態になってしまった。行けるかな~と思ったんだけど、ムリでした。聴いて下さった方、すみません、ありがとうございました。春辺、桜、三月、雨音、ウララ(カバー)、真夜中に僕ら、日本の人(カバー)を演奏しました。けど久しぶりにおんがくのじかんでソロで演奏したかったし、菊池さんにご挨拶もしたかったので、目的の七割くらい果たせたと言えないこともないか。今年に入ってから演奏の出来不出来の差が激しい気がするけど、多分、上限が上がってきてるからアップダウンの幅が余計に大きくなっている面がなくもないような。上はもちろん、下も上げて行こう。がんばって行こう。

一昨日お店手伝い中に、お友達でもあるお客さんが、世界平和を目指してるんだよね~というようなことをはにかみつつ言ったらば、オレもオレも!と店主さんが同意してて、みんなすごいなあ、あんまりそういうグローバルな目線って自分の中にない気がする、とわたしが言ったら、ヨーコさんはパンクだからなと店主さんに言われましたが、昨日の演奏を経て、これから自分が目指したいのも実は似たような感じのことなのかも、という気がしてきました。自己表現とかじゃなくって。その場を演奏する前よりほんのわずかでも気分よいものにしたいというか。うまく言えないけど、言葉で上手に説明しようとするより、演奏でちょっとずつ形にして行けたらなと思います。

曲が先にできて歌詞が六割くらいできた作りかけの曲があって、かなり難航しているのですが、こないだサガイくんとスタジオ練のとき試しにちょっとやってみたらティーンエージファンクラブとかヨラみたいですねと言われて、しかし今わたしの中では何故だかパフュームのマカロニみたいなイメージも浮上してきていて、果たして自分が歌って大丈夫な曲に仕上がるのか不安です。がんばります。

2017年3月18日土曜日

買い替え


物持ちは良い方みたいで、二十年くらい前に買ったセーターを普通に着てたり、今使ってる携帯電話は4台目で一度買うと五年は使ってる気がするし、きれいに使ってるねとたまに褒められます。一人暮らしをしてた学生の頃に多分ドラッグストアとかで普通に買ったシリコン製のブラシをずーっと使い続けてたんだけど、この半年くらい、ちょっとずつ歯が欠けてきていて、ん~微妙、けど使えないこともないし、と、長年愛用してきたからそう簡単に捨てる気になれず、ぽろりぽろりと欠けるにまかせていましたが、この度、無印良品週間に意を決して新しいブラシを買ってきたらば、一回り大きくて柄が木製のブラシの使い心地のよさに驚きました。そして、仮にもしこの新しいブラシを古いブラシと同じくらい使い続けるとしたら…と思いを馳せて茫然としました。自分は元気だとしても、確実に猫らはこの世からいなくなってるし。先日、父に買ってくれと頼まれた本をネットで入手して施設に持っていったら、食事のテーブルで父の斜め向かいの女性が著者の方で、サインしてもらいました。ご本人も周りの方もとても喜んで下さって、よかったです。フランス語の通訳をなさっていたそうで、すごいですね~と言ったら、もう忘れちゃったわ、と上品に笑っておられました。美しい白髪で、身ぎれいにしてらして、なんというか、非常にニュートラルな印象でした。今できて当たり前のことができなくなる日はやってくるんだから、やれることやりたいことを精一杯やるしかないし、それはとても恵まれていることだな、と改めて。

来週の21日火曜日、三鷹おんがくのじかんの「かようび vol.17」でソロひきがたる予定です。仕事のあとにふらりとふわんと唄いに行きます。よかったら是非あそびにいらして下さいね。お気軽に。

2017年3月13日月曜日

「三月」のこと



わたくしmiyamoと、ギターのサガイユウヤくんと、マリンバの寺内健輔さんの三人でやっている音色というバンドの「三月」という曲が、三鷹おんがくのじかんのレーベルTOWNTONEから発売になりました。是非ご一聴下さい!

話の発端は、今年の1月に鈴木伸明さんの企画でおんがくのじかんに呼んで頂いて、サガイくんと二人編成の音色で「三月」を演奏したのですが、ライブのあとに菊池さんと話していて、「三月」をうちでレコーディングして3月11日にリリースするのはどう?とお誘い頂いたことでした。一年半くらい前、やはりサガイくんと二人編成で演奏した「三月」の動画をアップロードして頂いたこともあるし、「三月」を菊池さんはとても気に入って下さっていて、作者冥利に尽きます。すぐさま寺さんに連絡を取って、是非お願いしようということになったのですが、メンバー三人の2月の予定が出揃ったのが2月頭で、菊池さんも含めてみんなの都合が良くてなおかつおんがくのじかんをレコーディングで使える日が果たしてあるのかどうか、正直、気が気じゃなかったです。都合がつかなければ今回の話自体が流れてしまうだろうし、バンドと菊池さんとの連絡係としてはなかなかに気を揉む日々でした(こういうときに必要以上に気負ってしまうのがわたしのよくないところです)。なんとか無事にレコーディング日が決定したのちに、事前に3人で練習に入る日も決まったんですよ!と菊池さんへのメールにふと書き添えたらば、ありがたいことに、ちょうどその日おんがくのじかんの予定がキャンセルになったからうちでやる?と言って頂いて、結果としてプリプロ的な作業もできたし、話が上手く進むときってこういうものだなあという感じでした。

レコーディングは初めてではなかったけど、これまで自分はベーシックが出来上がった状態での重ね録りを担当することがほとんどで、しかも曲の一部分だけ集中すればよいことが多くて、今回はまずウクレレとボーカルを録ってからギターとマリンバを重ねることになっていたので、逆に言えば、もしわたしでつまづいたらそこから先に進めないかもというプレッシャーがありました。長くないフレーズでも「はまる」と怖いのがレコーディング。一曲通してそれなりの形に残せるのか。これまでの経験から、少しでもよい状態に自分を持っていけるようにと、当日まずはそのことで必死でした。そもそも歌やウクレレが上手くて仕方ないからバンドをやっているわけではないので(むしろその真逆)。ちょっとでもやりやすいようにと菊池さんがさりげなく工夫して下さるのがありがたかったです。歌はもちろん、ウクレレもっと練習せねばならんと痛感しました。

めでたくウクレレボーカルを録り終えてギターの録音に入る前に、菊池さんの指示で四人なかよくエフェクターのプラグを磨きました。音が全然違ってきたりするらしい。機材マニアの寺さんと菊池さん、話がはずんでました。
普段はループを使って演奏しているところを今回は使わずに、ギターを叩いてリズムを刻むパート、普通にギターを演奏するパート、終盤でふわっとした空間系の音を出すパート、の三工程に分解しての録音となったサガイくん、途中はまってかなり辛そうなときもあったけど、がんばってくれました。リズム感もよいし、センスあるし、サガイくんの潜在能力は相当高い。


そして真打ち登場!という感じでマリンバ寺さん、この日は午後1時集合で、マリンバのマイクセッティング時の写真の時計は7時過ぎてますね。「俺来るのもっと遅くてよかったんじゃない?」と笑ってましたが、演奏はびしっと決めてくれました。特にアウトロのマリンバは気もちのこもった名演だと思うので注目(注耳)です。正直、録音を進めていく段階で、わたしのウクレレのアルペジオのリズムのよれだったり、気になる箇所もいくつかあったのですが、マリンバが全体をきっちりまとめて上げてくれました。みんなの頼れる寺さん。

最後、菊池さんの提案で曲のエンディングをコーラスで締めようということになり、急きょその場でフレーズをひねり出して、あれこれディスカッションしながら録りました。もっと元気だったら録り直したかったけど、体力も時間的にも限界だったのでこれでしょうがないや…という歌声ですが、レコーディングならではの素敵な仕上がりになったと思います。

必要あるかどうかはさておき、今回のレコーディングをかつ丼にたとえると、わたしの歌とウクレレがご飯と出汁、玉ねぎとカツなどの具はサガイくん、寺さんの有精卵が全体をふわっと美味しくまとめ上げて、器と盛り付けと仕上げにグリンピースを散らしてくれたのが菊池さん、という感じだなと何故だか思いつきました。このあいだ久しぶりに読んだ東海林センセイの丸かじりシリーズに感化された発想かもしれません。それくらい、とても楽しく有意義なレコーディングだったんです。

ミックスは菊池さんがデータを送ってくれてメールで意見交換するという形で進めましたが、これがまたなかなかに大変でした。四人がその場にいれば簡単な話も何段階かに分けなければならず、迫り来るタイムリミット。けど一番大事なのは関わった全員ができるだけ満足できる作品にすることだと思ったし、そこはどうしても妥協したくなかったので、連絡係はまたまた気張って頑張りました。菊池さんが丁寧に意見を汲んで真摯にミックスに取り組んで下さったおかげで、本当に素敵な音源となりました。

ジャケットには、2010年にZombieForeverの二枚組コンピにソロ宅録曲で参加したとき、曲を気に入ってブログを見て連絡をくれたことがきっかけで知り合った、丸山咲さん(twitterは@qca_qcaブログの写真を使わせて頂きました。丸山さんの写真いい感じだな、いつかソロ作とかジャケに使わせてほしいなと漠然と思っていて、菊池さんにジャケ写何か考えておいて、と言われたとき真っ先に思い浮かびました。わたしは三月はこの写真のイメージかなあと思ってましたが、菊池さんが希望も込めてこれにしましょう!と言ってくれて、なるほど!と納得したのでした。丸山さんどうもありがとう!!!teraworksこと頼れる寺さんが美しく繊細にデザインして下さいました。

この曲自体は2011年の6月に作りました。震災の曲を一つ作ってみるか、というようなスケベ根性が全くのゼロであったとは言えないかもしれないけど、単純に、被災していない自分にとっても、震災は身を揺るがされるような大きな出来事であったので、感じたこと考えたことをできるだけ盛らずに等身大に曲にしたかったのです。整理がついて終わった話ではなく、現在進行形だったので、形としてまとめるのにだいぶ難産だった憶えがあります。曲中盤~終盤は、震災前からもやもや悩んでたことがそのまま出ちゃってるし、自分の他の曲と同じ、単なる個人的な想いを歌ってます。ある意味では無責任な曲かもしれません。けど震災から六年経った今、2017年に、広い意味で受け止めてもらえたり、聴いた方の想いを投影したり、それぞれ自分の身に改めて立ち返るような曲にもしなれたなら、光栄です。

そして、この曲を震災の曲として形に残したいとご尽力して下さった、山形ご出身の菊池さんの熱意があってこその、今回のリリースとなりました。本当に、感謝しかありません。今回やってみて、世の中にマネージャーという職業が存在する意味を痛感したし、普段あたり前のように聴いている音楽やミュージシャンのすごさを改めて感じたり、曲を作って演奏する以外の過程がいかに重要かよくわかったし、へなちょこ兼業アマチュアミュージシャンとしてはとても勉強になりました。このブログに埋め込んだsoundcloudで一曲丸ごとフル試聴できますが、曲単体のURLに飛んで頂くと、iTunesとamazonから購入もできますし、歌詞もご覧頂けます。もし気に入ってくれたら、余裕のある方はポチってもらえると大変うれしいです。何卒何卒。

歌詞は英訳もつけました。以前soundcloudで海外の方から反応があった曲には、タイトルなどを英訳してたことも功を奏したのかな、という思いがあったので。ネットにはとりあえず種を蒔いておくと時として思わぬ花が咲くこともありますし。リアル辞書とオンライン辞書を引き引き翻訳した拙く堅苦しい英文を、キスミワコちゃんに全面的に手を加えてもらって、滑らかな英語に直してもらいました。ありがとうキスミー!!!言いたかったことを違う角度から見つめ直して、改めて、こんな内容の曲だったのかと驚いたし、ミワコちゃんにもそう言われました。ちょっと見比べてみると面白いかもしれません。

長くなりましたが、「三月」、そして音色を今後ともどうぞ宜しくお願いします。


2017年3月9日木曜日

夜中につぶやく


渋谷にライブ見に行くとき、帰りは特に、人混みを避けて原宿やその先まで歩くことが多いのですが、ライブで高揚した余韻にぼんやり浸りつつ缶酒を手に歩いて、原宿駅そばの歩道橋の上から眺める夜景がけっこう好きだったりします。東京タワーが見えるんだよ。

月曜日、たまたま予定がなくなったおかげで大好きなミュージシャンの居酒屋ライブを見に行くことができて、久しぶりにお気に入りの居酒屋(別の)にも行けたし、ライブ後は友だちのうちに泊めてもらって、まー当然の流れとして飲みすぎて、翌朝お財布を見て残りのお金の少なさに首を傾げる羽目になってしまったわけですが、なんというか、まるで高円寺の音楽の神様が微笑んでくれたかのようなひとときでした。
めんどくさい自分のままめんどくさい人を好きでいていいんだ、と思った。勝手に。

来週14日火曜日は武蔵境STATTOでソロひきがたります。今年初スタットです。ホワイトデー企画ということなのでラブソングと春の曲を歌うつもりです。がんばります。気が向いたらふらりと遊びにいらして下さい!よろしくお願いします。

おやすみなさい。


2017年2月27日月曜日

ある日曜日

ここ最近、ちょっと気張っていた疲れが出てしまって、布団と仲よくしてました。昨日の日曜日は、横になって食べ物エッセイ二冊を交互に読んでは寝床でごろごろしてたら(長電話に付き合ってくれた友達ありがとう!)子供の頃の日曜日の夕方をぼんやり思い出しました。日曜日、午前中は母に連れられてキリスト教の日曜学校に行って、午後は父親と図書館に行くことが多かったように記憶してます。両親とも一石二鳥の選択だったんだろうな。夕方帰宅して、薄暗い部屋の片隅で借りてきた五冊を傍らに積み上げて片っ端から乱読して活字の世界に没入してた時間の感覚が蘇ってきて。決して丁寧な読み方はしておらず、雑な読書の癖がついてしまった感はあるけれど、その後の自分を形作る原体験になっている気がします。テレビは一日三十分しか見せてもらえなかったけど、本はいくら読んでも文句言われることはなかったし。図書館を職場とするようになって、「みんなよくこんなに図書館に来るよね~」という同僚の方の言葉に、そうか日常的に図書館に通う人はむしろ世の中の少数派であるのか…と改めて気づかされました。
ただし、文章を頭の中で映像化することがそんなになくて、話の流れと、字面や語感や、感触的なイメージを断片としてぱっぱっと受け取ることが多いような感じです。情報処理能力は速いけれど想像力には欠けている。著者の語りを聞いている感覚はあるな。だから子供の頃は逆に、完全に虚構の世界を舞台とするようなファンタジーはむしろ苦手でした。日常感覚の延長で共感できるか否かが大事だった。話を真に受けて感情移入しすぎてしまうのでスリルやサスペンスは苦手だし、ホラーやミステリーも厳しい。典型的なエッセイ好きの日本人的な面はあります。
小学四年生の頃だったか、学校のクラス一丸となって百人一首に取り組んでたときがあって、おかげで今でも結構ちゃんと覚えていて、先日ツイッタ経由で見たこのページ、個人的にはすごくツボでした。「属性」の、男、女、坊主ってくくりがまた最高です。学研の学習漫画を買ってもらって読み込んでいたので、当時から歌の意味はまあそれなりに理解していたけど、改めて見返してみて今ひっかかるのは意味よりむしろ発語的に気もちよいところだったりもして。「よわりもぞする」「さしもしらじな」とかね。三十一文字の中でのリズム感。あとメロドラマチックだったり、枯れてたり、歌によってテイストの違いも味わい深い。
散漫にあれこれ書き散らしましたが、何が言いたいかというと、そういう人間なので、音楽を聴くときに歌詞の言葉をどうしたって気にせずにいられないし、曲を作って歌うようにもなって、自分にとっての言葉や歌は一体どういったものであるのか、などなど、しょっちゅう立ち止まって自分自身に問いかけながら、ちょっとでもよりよいものに近づけたらいいし、そのプロセスこそが醍醐味であるのかもしれないなーと思ったりする今日この頃です。
蛇足ですが、昨夜、布団でクロさんを傍らにはべらせて食べ物エッセイ二冊をまったり読みながら、ふとiPodでアートスクールを聴いてみたらば、中年女性としてのダメ感がそれはもう実に半端なくて我ながら笑えるほどでした。ダメなりにがんばって生きる。ロックンロール。