2010年9月4日土曜日

うつりゆく

昨日の仕事帰りにいつもの川沿いの道に寄ったら、大々的に草が刈られたあとで、横を通るときいつもいい匂いをさせてた白いオシロイバナの群生も、わっさわっさと生い茂っていた草もこれから咲きそうだった花も全て、跡形もなくなっていた。がっかり、というほどではないけど、やっぱりちょっとさみしい。形あるものは入れかわって行くことを、まざまざと見せつけられたような感じ。


いきなりですが、この本の終盤の一節を引用させてもらいます。

音楽で一番大事なこと。それは演奏する人間と、それを聴く人間が、同じ場所に同時にいるということなのだ。僕たちがこんなに愉快に演奏できているのは、(中略)僕たちが演奏しているときに、それを聴いている人たちがいて、彼らが僕たちの演奏を楽しんでくれたからなのだ。それが僕たちに伝わっているからなのだ。

本当にその通りだなと。
常々そう思ってるから、ソロでもライブできるようになりたいんですよね。
それくらいの演奏力をまずは身につけたいです。

さておき、「船に乗れ!」三部作、とっても読みごたえありました。きれいごとだけじゃなくて、苦さや痛みとかをきっちり描いた青春小説。読んでてちょっとつらくなるほどに。


先日お邪魔したばかりの、コクテイルのブログを昨日何気なく覗いてみたら、わたしの音源とゾンビブックのことをさっそく書いて下さってました!!!うれしくて動揺してしまった。ありがとうございます。残りわずかとのことですが、そのうちまた作って持って行きますー。ここにこうやって書いても、身内びいきと思われてしまうでしょうが、ゾンビブック2010、本当によいです!


晩夏の夕暮れ空模様






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