2020年7月14日火曜日

酔いどれの独白

おはようございます。いやー梅雨ですね。公園でキノコを見かけると嬉々として写真を撮りまくってしまう今日この頃です。わたしは梅雨がそれほどイヤじゃありません。というのも、もしかしたら以前もブログに書いたかもしれませんが、二十年ほど前にワーホリでカナダに滞在したとき、数ヶ月だけオンタリオ州の鳥類保護区で住み込みボランティアに従事したことがあって、五月からずっとからっと爽やかで初夏のような気候が続き、最初は過ごしやすくて快適に感じてたけど、似たような気候が夏まで延々続くことが次第に耐えられなくなってきて、乾燥していて食べ物も違うせいかやたらと肌が荒れるし、日本生まれ日本育ちの自分の身体には春と夏の間に梅雨という句読点のような時期があることが感覚的に刻み込まれているんだなと実感しました。なので、確かにじめじめしてうっとうしくはあるんですが、湿度の高い空気を肌に感じているとどこかほっとするのも事実です。家にいるときは、タンクトップに短パン、もしくは夏用の薄くてぺらっぺらの安物ワンピース、みたいな楽な恰好しかしてないし。
今回の大雨の甚大な被害は非常に心配ではありますが。明日は我が身、他人事じゃないんですよね、本当に。

ここしばらく精神のアップダウンの波がやや激しかったので、主治医に処方してもらってる睡眠薬を久しぶりに服用したら、だいぶ落ち着いたのでほっとしました。ただ、そのときによってやはり効き方には相当ムラがあり、一昨日はちょうどよい塩梅でしたが、今朝は目が覚めてもずいぶんと怠さが残ってしまって、まあケミカルな薬の効き目は容赦ないし、生身の体ってそんなもんだよなと納得。もちろん、薬が必要ないに越したことはないんだけれど、使えるものは上手に使って自分自身をどうにかコントロールできればと思ってます。

そういった薬との付き合いも長いもので二十年以上に及ぶのですが、初めからずっと同じ病院で同じ主治医に診て頂けているのは、不幸中の幸いであったなあとつくづく思います。一年半ほど前に亡くなった弟が、退院してから家にいた数か月、お互い口下手だしあまり会話もない状態が思春期からこの方ずーーーっと続いていたので、ろくに話もしなくって。本人も母も滅茶苦茶苦労して、誰も悪くなかったと頭では理解しているのですが…。終わってしまってから後悔することばかりです。弟が、私からすると信じらんないくらい多量の薬を処方されていたこと、夜うまく眠れなかったのか弟の部屋の前を通ったら半開きのドアからタオルで目隠しをして横になっていた姿を見てぎょっとしたこと、そんな記憶の断片が頭の片隅をよぎる度に苦しくなります。休みの日、自分の昼ごはん作るとき二人分作って「もしよかったら食べなー」って声かけるくらいのことしかできなかった。できれば人生でもうこんな後悔したくない。

話が大幅に逸れてしまいましたが、まあそんなわけで(どんなわけ?)わたしは外見と釣り合っているのかいないのか、かなりのダメ酒飲みでして、家をあまり出られなかった四月五月は、缶チューハイと、近所のやまやで購入した安い箱ワインに氷を入れて軽く晩酌するという自分なりにストイックな飲酒バターンに落ち着いていたんですが、先日ふとウイスキーが飲みたくなって、最寄りのドラッグストアでトリスを買ってみたんですよね。炭酸水と一緒に。そして発見したのが、ハイボールを飲みながら夕食を食べて、場合によってはさらにウイスキーをロックでちびちび飲むくらいだと、他のお酒のときより、ひきがたりの練習が明らかにはかどるんですよ!ブルース系の人がライブでウイスキーの小瓶をポケットに入れてちょいちょい飲みながら演奏するのってこういうことか!と勝手に合点しました。というわけで、先日、物の試しにと、業務スーパーで大五郎的なサイズのウイスキーを内心ドキドキしながら購入してみたのですが、今のところ悪くない感触です。
先週、知り合いのヨガの先生が主催する、山里に近いロケーションが素敵すぎるカフェでのヨガレッスンに生まれて初めて参加してみたのですが、そのとき先生が、ヨガをした直後は吸収がよくなってるから体に良いハーブティーとか飲むといいよ、というようなことを仰って、自粛期間中に部屋で本を見ながら一人がむしゃらに初歩的なヨガやっては即缶チューハイあおってた自分に愕然とした次第です。けど三ヶ月近くヨガ続けたせいか自粛太りもしなかったし、最近は明らかに基礎体温が上がったような感じだし、結果よければまあいいか。

そんな、安ウイスキーを愛飲している近頃のわたしにとって、スポティファイの自動再生でたまたま出会ったこの曲、あまりにもわかり過ぎて笑うしかないって感じです。最高!ちなみにわたしは干支が虎で動物占いはチーターです。肉食と言うかネコ科というか。とても他人事とは思えぬ。けど優れたポップソングってきっとそういうものなんですよね。



そして、毎度お世話になっております、Kalaftaさんが去年12月のライブ音源を元に動画を作成して下さいました。
うれしいです。いつもありがとうございますm(_ _)m
もしよかったらこちらもどうぞご覧くださいね。よろしくお願いします。

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