2015年7月1日水曜日

仕切り直し














 
雨の夜です。こんばんは。仕事で疲れて帰ってきて酔って寝落ちして、目が覚めたら日が変わって七月になってました。水無月。
五月六月に自分が出たライブのことなど少しまとめて振り返ってみます。

 5月9日土曜日は武蔵境スタットで清志郎さん追悼ライブに出ました。お声がかかったのがライブの十日くらい前で、ライブ当日も翌日も仕事だし、前日はライブを観に行く予定にしてたし、日程的にはきつくて迷ったのですが、みどりさんからのお誘いが嬉しかったのと、ライブのことを思い浮かべたときに「いい感じ」なイメージがして、そういうときは自分の中でゴーサインなので、決めました。結果としては、自分の演奏は録音を聴き返す気にもなれないくらいお粗末な出来でしたが、このライブがなければHISの「日本の人」をカバーしようと思わなかっただろうし、清志郎さん愛に満ちたとっても素敵なイベントだったので、反省点もひっくるめて非常に有意義な体験となりました。演奏したのは、帰れない二人、夜の盗賊団、わかってもらえるさ、多摩蘭坂、日本の人、夏の雪の六曲でした。夜の盗賊団はブルーハーツですが何と言っても五月のビールの曲なので。夏の雪だけ自分の曲です。菅原さんがセットリスト最高でしたとツイッターで言ってくれたのは嬉しかったなー。お話しした出演者の皆さんが優しかったのも印象に残ってます。いい夜でした。スタット万歳!

その一週間後、大久保のブエナで音色のライブでした。エクサピーコの星山可織さん企画「トムヤム島の歌」、これは、最高に楽しかったです。前日夜にライブ観に行ってしまって、当日も三時間みっちりスタジオ練してから臨んだので、体力的にはちょっとしんどかったし自分の演奏に関してはもちろん反省もあるのですが、やれるだけのことはやったという充実感もあり、そして実に実に愉快な夜でした。音色は、波、ナイトクルージング、三月、musicの四曲を演奏しましたよ。星山さんのフットワークの軽さと行動力は素晴らしいし、エクサピーコもソロも大変かっこよく、お人柄も魅力的で、またいつか何か一緒にやれたらいいなー。ありがとうございました!

楽しかったライブから一週間も経たないうちに、思いがけず、音色のバンドとしての重大な危機が訪れまして、何せライブが楽しくて、よしこれから頑張るぞー!と張り切っていたわたしは一時かなりへこんでました。最初はライブ活動を止めるとまで言っていたメンバーが思い直してくれたので、できる範囲で今の三人での活動を続けて行こうという感じにひとまず落ち着いたのですが、先のことはなってみないとわからないのが現状です。ひとまず音源作りに向けて動いていく予定です。

そんなこんなで、六月は一度もスタジオ練習に入っていなくて、けど多い時で週一のペースで入ってた練習がなくなってみると体力的にはすごく楽になって、練習が楽しいから自覚してなかったけど体には結構な負担がかかっていたんだな、と。バンドでやれること、バンドから得たものはとても大きいけど、ここは一つ、初心に帰って足元を見つめ直して、一人でもやれることや一人だからできることを再点検すべき時期なんだろうと今は思っています。そしてそれをまたバンドに還元すればよいし。音楽活動自体、いつまでやれるかなんてわからないし、今できることを着実にやらんでどうする、と自分を叱咤している次第です。酔っぱらってばかりじゃいかん。

落ち込んでいた真っ只中に何故かカーペンターズの「I won't last a day without you」という曲を歌ってみたい衝動に駆られて、一週間くらいかけて意訳してみたらば、これがまたびっくりするくらい暗い曲でしたが一生懸命練習して、6月12日のスタットのライブで演奏しました。日本の人といいこの曲といい、カバーする曲って自分の思惑をやや飛び越えてやってくることがあって面白いです。自分で意識している以上に自分の心を反映していることに、後になって気づいたりします。多摩蘭坂もそうだったな。

すっかり夜が明けて雨も止んで鳥の声がしています。今日は遅番なので少し寝て弁当作ってシャワーも浴びなきゃなので、続きはまた今度書きますね。



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