2020年9月3日木曜日

錯綜する感情


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

起き抜けにコーヒーのんでクリームパンかじりながら、告知あるしブログかこう、今日はクロさんの命日だしとパソコン立ち上げて保存してる猫写真見てたらぼろぼろ泣けてきて、iPodで林檎のギブスを聴いてるところです。錯綜する感情。 おはようございます。ほんとかわいくてバカな猫で、自分のこと猫だってあんまりわかってなくて、人と同じにしゃべれてるつもりでニャーニャー言ってるみたいだった。焼いて骨になってもかわいく思えるくらい、長い期間一緒に暮らせて幸せなことでした(もちろんミケもね)。猫ロスから、なんとなく部屋でにんじんのへたを水耕栽培したり、今はヤツガシラっていう里芋の仲間を育てているのですが、ある時点から度を越して縦に長く伸びるので、底抜けにアホだったクロさんの面影をつい重ね合わせてしまったり。湿っぽくてすみません。

 

悩みがちで不器用だけどなるべく後悔のないようにできる範囲でやりたいことやろうと常々思って小さくワガママに生きてるんですが、長く生きてるとやっぱりいろいろ滞ったりしてくるもので、数日前にお手伝いしてるお店でお客さんで来てた地元の大学生4人を見るともなく見てたら(その日わりとヒマだったんで)みんなびっくりするくらい若くてナイーブな感じで(お店の関係者の若者はいい意味でアクが強すぎる笑)、自分が大学4年生だったときって研究室の先生が飄々としてて先生業あんまりやる気なくて直接の面倒見てくれた院生に公私はき違えた好意寄せられてかわし方も全くわからず将来のことも含めていろいろ見えなくてこんがらがって調子崩して先生のやる気なさと情けで卒論提出せずにかろうじて卒業できちゃって(←もう時効ですよね、卒研発表はやりました)一年近く鳥調査仕事のフリーターしてワーホリ行った先でまた調子崩して、とまあまあ派手にやらかしたのですが、時代は大きく違っても若さ故の重さや見えてるものの美しさは同じと言えば同じかも、とかあれやこれや思いを巡らせるうちに、なんか逆に今を生きる元気を分けてもらった気分です。若くてきれいなことだけに価値があるとは考えてないし、世代が近い故に感覚が通じやすくて話が早い面はあるけれど、幅広い世代の人と交流できるのはとても素敵なことだなあと。上は最年長の常連さん(お元気でいらしゃいますように…!)、下は店長のお子さんだったり、音楽と飲食を通じて自由に人が集うユニークな場を維持するためにがんばってる(ように見えないけど)店長のおかげです。いつもありがと。袖触れ合うも多生の縁、それは人に限らず動物でも植物でも。困難な時代だけど今を生きることをためらわない勇気を忘れずにいられたらなと、そんなことを考えたのは最近やっと読めたルシア・ベルリン「掃除婦のための手引書」の影響も大きいかもしれません。あれだけ評判になってて佐知子訳だし間違いないだろうとは思ってたけど、 自分の感じ方は予想を飛び越えてました。音楽や言葉に支えてもらってきたおかげでかろうじて今この自分でいられてるのは豊かなことですね。ワーホリ中にカセットウォークマン(!)買って日本から送ってもらったテープ繰り返し聴いたり、ボランティア調査先のオーディオで聴いたレディオヘッドのNoSurprisesのイントロの美しさとか、今となっては記憶の中の宝物。

こんなこと書くつもり全くなかったのに、素面なのに、おかしいなあ。

告知はまた改めることにして一旦終了します!まだまだ暑いけど体調に気をつけて健やかに過ごしましょうね。台風の勢力が治まってくれることを祈るばかりです。


2 件のコメント:

  1. 鳥類調査時代はどうも。あれは「やらかし」だったのですね。カラフルだけど戻りたくはない過去。

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    1. いやいやいや、鳥調査自体はやれて良かったし楽しかったけど、頭で考え過ぎて調子崩すくらい無理したことが「やらかし」です…
      ほとぼり冷めたらまた飲み行きましょーね!

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