2017年1月27日金曜日

素直

寒い日が続きますね。真冬。

クリスマスイブ前夜に買った切花が長持ちしてまだ咲いてます。うれしい。白いフリージアが欲しかったけど時季がまだ早かったせいか置いてなかったので、白い花が好きなんですって花屋のおじさんに言ったら、「これは下から順に咲いていって長く楽しめるよ」とすすめてくれた花。名前は忘れました。初めて自分で白いフリージアを買ったときも、一ヶ月半くらいかけて少しずつ花開いて蕾がほとんどすべて咲ききったことに感動して、それ以来フリージアが好きになったんですよね。切花を買うことは昔はちょっと苦手でした。枯れてゴミ箱に捨てるときにどうにも悲しくなってしまって。けど生花を飾ろうとする心持ちや文化もいいなって思うようになって。大人になった。今でも捨てるときはやっぱり少し悲しくなるけれど。下手な場所に置くとネコらに瓶ごとひっくり返されるのが悩みのタネ。

昔よく行ったお気に入りのライブハウスで今週uminecosoundsというバンドのライブを観て以来、毎日ここで音源を聴いてます。一番よく聴いてるイエロームーンという曲、自分の曲とモチーフや世界観にとても近しいものを感じるのだけれど、決定的に違うのが、わたしがあれこれ迷ったり思い悩んだりしている感情のおおもとを肯定的に大らかに捉えている点で、そのことにわたしはものすごく救われた気持ちになりました。悲喜こもごもいろんなことがありすぎるほどあったせいでねじけた気持ちが見えない袋小路に入ってしまったような状態だったけど、今の状況をもっと素直に肯定していいんじゃないかというか、むしろそうすべきだなと。今は今なんだから。イエロームーンを阿保みたいに繰り返し聴いた翌朝、仕事しながら冬の澄み切った青空みたいに健やかな気分の自分がいて驚きでした。
余談ですが、最近、手伝っているお店のボスとお互い酔って軽く口論みたくなったとき、意外とプライド高いしポジティブになった方がいいしもっとしたたかになってもいいんじゃない、みたいなことを指摘されて、バレてるな~と思いつつ言葉をそのまま額面通り受け入れる気にもなれず、胸にひっかかっていたのですが。
「まちのあかり」という曲も、わたしよく缶酒を片手にiPod聴きながら街を歩くんですけど、都内を夜に一人でぼけっと歩いてるときの心象風景まさにこんな感じ!と思うし。今度もしウミネコカレーにまた行くことがあったら古里さんにお礼を言わなければなりません。懐に余裕があるときCD買おう。ライブ自体もとても素晴らしかったです。この場所でこういうバンドを観るのがほんと最高なんだよね!とつくづく感じました。



一週間後の金曜日、ソロひきがたりで新宿のRutoというライブハウスで演奏することになりました。追って告知します。もしご予定の合う方いましたら是非に。練習しよ。

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