2015年11月4日水曜日

近未来















毛布に寝そべるクロさん。どうもやっぱり、自分が猫だってことよくわかってない気がする、このひと。

日曜日はバンドでレコーディングでした。といっても、完全に自主制作なので、最近はキルケのエンジニアと化している寺さんに機材をお持ち頂き、公民館の音楽室を一日借り切ってやってみました。三人でせーので一発録りして、無理なくできる範囲で、今の音色の名刺代わりになるような音源を作れたらなと思っています。今回は試し録りで終わったので、続きはまた来月。がんばります。

寺さんの到着前にサガイくんとセッション的なことして遊んでたとき、ウクレレだとわたしは自由がきかないので、音楽室のエレピを使ってみたらば、ウッドベースの音色がなかなかかっこよくて。けどにわかベーシスト気どりで演奏したら、自分の中にベースラインを考える引き出しが全くないことがわかって、とても新鮮な気分を味わいました。考えてみれば当たり前の話ですが、曲の中でベースラインを追えることと、作り出すことは全くの別物で、下手に動かすと曲が一気にダサくなったりして、すごく面白かったです。ベース、奥深い。う世界への扉をちょっとだけ開いたような感じでした。とても良い音だったので、今度、音楽室にカセットMTR持ち込んで録音してみたい気もします。

今朝も見事な秋晴れで、さっき部屋のミニコンポでキセルの近未来というアルバムを久しぶりにかけたら、もんのすごく感慨深かったです。大好きなアルバムなので、iPodでは聴いてたけど。このアルバムが出て夢中になって聴いてた頃の自分(それはちょうど今と同じ季節に同じ部屋にいる同じ人だったりする)に、十数年後は自分で曲作って歌ってバンドやったりしてるよって言っても、そんなことあるわけないじゃんってまず信じないと思う。夢に見なかった。そりゃ大変なことも沢山あったけど、そう考えると、今ここにこうしていられるのはすごいことだなと。周りの人や音楽にいっぱい助けてもらってます。


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