2014年5月12日月曜日

音色のこと続き















公園や河原で空を見上げたりしながらひきがたり練習すると実に気分がよいことに気づいた今日この頃です。
昨日のお昼休みは、今年初めて蚊に刺されました。夏が着々と近づいてる感。
そして、仕事のあと立ち入り禁止の鎖を乗り越えて池のほとりでひきがたりしてたら、お姉さん近くで聴いてもよいですか?って声をかけてきてくれた女の子とお喋りしてお友だちになりました。うれしい出会い。

音色のことで書き残しがあったので、少し追加します。

ライブ一曲目に演奏した「たより」という曲は、去年と一昨年、ふえとゆみとばちとえふででも演奏したのですが、去年は実は演奏することがほんのちょっとだけしんどかったです。曲を作ったときのことを思い出すとやや苦しくて、割り切れない感情に「えい」って無理やり蓋をして演奏してるようなところがあって。けど秋くらいにやっと気持ちの整理がついたので、今回は、曲ができたときの地に足が着いてなくてふわふわ浮かれてた気分を自分でも純粋に楽しんで演奏できた気がします。

先日このフリーペーパーを貰ってきて読んでたら、バックホーンの方のインタビュー記事にはっとさせられました。
一部引用すると、

音楽の歌詞は、自分の気持ちを直接伝えるものであると同時に、聴き手の中で残っていく物語になりうる。もし俺たちが起爆剤になれるなら、そこから誰かがいろんなストーリーを広げていって、最初に描いた5が500万になって残っていくかもしれない。(中略)本当にいい音楽は、単にメロディがどうってことでは終わらない。もっと聴き手を能動的にさせますよね。

自分一人の中ですら、当初の想いが昇華されて、ストーリーが育って変化して、それでいいんだな、曲にしておいてよかったなと思いました。単なる自己満足と言われたらそれまでだけど。これからも、よりよい音楽にちょっとでも近づけるように頑張りたいし、少なくとも、その可能性を諦めたくはないです。ロッククライミングみたいに音楽にかじりついてよじ登ってじわじわ前進できたらなあと。


 
臍藤シンタ&葱のばらん(「ニュー・バカンス」というCDとても素敵です!)のあんざいこなみさんのツイートから動画を拝借しました。ありがとうございます!これは、最後に演奏したmusicという曲の一部です。



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