2014年6月6日金曜日

スタットよいとこ















関東、梅雨入りしましね。早いものだ。
ここ最近のわたしは、生き急いでこそないけど、駆け抜けてましたよ人生を。
ところどころ、振り返ります。

先月15日はいつもお世話になってる武蔵境スタットにライブを観に行きました。
キスミワコちゃんのバッハーンandミーで、二年半前にいわきソニックというライブハウスで演奏したときにわたしは初めてライブを拝見した、「あぶらすまし」というすげーかっこいいバンドのフロントマンであり、いわきソニックの店長でもある三ヶ田さんが、なんとスタットにソロで演奏にいらっしゃるとのことで、前々からとっても楽しみにしていました。たしかスタットのヒロシさんがライブでいわきに遠征されてご縁ができたというような話で、ヒロシさんも三ヶ田さんにぞっこんLOVE!という感じでした。そういうバンド男子、身近に何人も知ってます。

果たして、稲妻スローモーションvol.3、とてもよいイベントでした。オープニングアクトの清水さんとはたしか以前一度ライブご一緒してて、今回カバーされてたホフディランの曲は昔大好きだったので嬉しかったし、「勝手にアンサーソング」って曲もわかる~!って感じでした。フライヤーのイラストは清水さんが描かれたそうですよ。みんなすごく雰囲気出てる!















そしてメインアクトの皆様とっても素敵でした。井上さんは、こんな素敵な方をこれまで存じていなかったとは!と目がハートになり、大賀さんには共感と感嘆のため息、骨肉ビールの痛快なパフォーマンスには声を上げずに快哉を叫び、笑い、三ヶ田さんにはもちろん期待を裏切られることなく。男女問わずハートをわしづかみにする懐の深さ、さすがです…。トリは我らがJETヒロシさん!楽しくないはずがないです。ものまねミュージシャン(笑)、チャン・オータさんの司会進行が、またいい具合に場をつないでゆるゆると盛り上げて。投げ銭でふるまわれたフードもしみじみ美味しかったな。終演後に開催されたオープンマイクでは、不肖ながらわたくし「夜の盗賊団」というブルーハーツのカバーを一曲演奏させて頂きました。思いがけず服部繁人さんと黒坂正二郎さんの演奏を聴けたのも嬉しかった!こうやって思い出しながら文章を書いてると、賑やかでほんとに良い夜だったな~と改めて感じます。














五月の風のビールの曲を、必死に歌う酔っぱらい。ヒロシさんが写メ送って下さいました。

17日の夜は、友達の村上大樹さんの個展会場でのイベント「大きく振動する夜」を、仕事のあとヘトヘトだったけど観に行きました。行って良かった。友達がやってるから、他の友達とも会えたから、ということだけではなくて、自分にとって「わけのわからないもの」を、わからないままひとまず受容しようとする心の柔軟さを、いつのまにか自分が失いつつあったことに気づかされました。徐々にくたびれて、すり減って、余裕がなくなってたんだな。友達の本気の企みから大きな気づきを得たことは、とても有意義な体験でした。

そして22日はスタットでソロでライブでした。 楽しいに違いない、と思っていた顔ぶれのライブでしたが、期待通りでした。ヒロシさんと菅原さんが遠征先でご一緒した芦田ちえみさんをお招きしての今回のライブということで、15日のライブもそうだったけど、遠方からはるばる来てくれるミュージシャンをもてなそう!という気概に溢れた素敵な企画で、スタットのそういうあったかいところがわたしはとても好きです。

オープニングアクトのヒロシさん、パンツのゴムがなかなか引きちぎれないという、レアなハプニングからの幕開け。菅原さんの歌は、どこか飄然としたフォークロック、のらりくらり身をかわしてるようでいて芯の感じられるスタンスが面白いなと思います。RCカバーは、聴き覚えあったけどよく知らない、初期の曲をやっておられました。曲名聞き忘れた~。
わたくしmiyamoのセットリストは、春辺、わかってもらえるさ(カバー)、祝谷(カバー)、足りない心(カバー)、music、夏至、以上6曲でした。緊張が和らぐことを期待してビール一杯だけ飲んで演奏してみたら、まあまあ落ち着いて演奏できたけど、喋りすぎたような気もします。終わってから、いろんなタイプの曲が聴けてよかった、と言ってもらえて嬉しかったです。
サガイくんは、いつもながら何なんでしょう、あのスケールの大きさ(音量もでかいけど笑)。MCでクソみたいな音楽って自分のこと言ってたけど、そんなことないです。水戸からいらした芦田ちえみちゃんのウクレレ弾き語り、素晴らしかったです。歌声もウクレレの音も笑顔も輝くようで、ただただ、まぶしかった…。またいつかどこかで是非ご一緒したいものです。チャン・オータさんは、エンターティナーなんだけど、お調子者というよりは音楽愛ここに極まれり的な、熱さと冷静さを兼ね備えた方のように感じました。面白い人だ。そして藤原愛さん、艶かしくて凛としたたたずまい、張りつめているのに優しくて、どこか深情け的要素もあり、男も女も惚れる歌やはり大変かっこよかったです。大満足の夜でした!

めずらしくライブレポ書こうとしたら長くなってしまった。他にも良いライブいくつか観に出かけて、面白かったり勉強になったり、疲れたけどとても有意義でした。お会いした皆々様、ありがとうございました。

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