2011年1月5日水曜日

さよなら2010



2011年あけましておめでとうございます。
わたしは今日が仕事始めで、休憩時間に紅白やカウントダウンについてみんなで他愛ないおしゃべりをしてたとき、年越しの瞬間は大抵いつも寝てるんですよね、あ、でも初日の出は見ます!みたいなことをわたしが言ったら、みやちゃん、それ何て言っていいかわからないよ・・・と困った顔をされてしまった。そんなに可哀そうな感じですか?自分にとってはあたりまえのこと過ぎてこれまで気づけなかった。それとも話にオチがなさすぎたのか?(←いつものこと)
でも今年の元旦の夜明けは空が本当にきれいで、ベランダから写真ばしばし撮りまくりでした。 
今年もどうぞよろしくお願いします。



2010年は自分にとってとても不思議な年でした。
このブログとは別に、web上で日記のような文章を何年も書き続けてきて、そのサイトを春に閉じたのですが、一昨年の大晦日に「来年は変化をおそれず前に進みたい」みたいなことを何気なく書いたら、まさにその通りの年なってしまって。

音楽活動については、サポートでライブに出たのは4本、ソロで人前で演奏したのが2回と、2009年に比べるとずいぶんと停滞した感じになってしまったのですが、宗田さんとミワコちゃんとキルケのレコーディングは頑張れたのでよかった。miyamoさん活動は、音源の配布がなんとも中途半端な形で一時停止になってて、これをもうちょっとどうにかしないことには・・・と思いつつも自分の中でにっちもさっちも身動き取れなくなってる状態です。年末年始のお休みでゆっくり休養して日頃たまった疲れがだいぶ取れたので、早々に何とかできたらいいな。曲作りはこれからも地道に進めて行きたい。今月は15日に友だちのねきちゃんと企画やるし(後日ちゃんと告知ブログ書きます!)来月もライブあるし、自分なりにできることを焦らずにちょっとずつやって行けたらなと思います。

でもなんか、前の年ほどライブにお声がかからなかったことなんかも含めて、2010年は諸々のタイミングが奇跡的にかみ合ったかのような出来事がたくさんあって、知らないうちにいろんな人の気もちに支えられていて、今この自分でここにいられることが感慨深いです。ここ何年もずっと、自分が自分であることを悩んだり面白がったりしつつ目をそらさずに向き合ってきたのは、実は思っていたほど不毛なことでもなく、そこから思いもよらぬ枝葉が伸びて今につながっていることに、人生の妙を感じずにいられません。嬉しかったことはもちろん、どうしようもなく悲しくていっぱい泣いたことや、ちょっとした不思議なこと、特別な瞬間、できることならずっと忘れずにいたいけど。

話はちょっと戻ります。9月にキルケのレコーディングを終えてからろくにクラリネットを吹いてなかったのですが、年が明けてひさしぶりに河原に練習に行って気づいたのが、レコーディングのとき、ちゃんとやろう、しっかり吹こうという気もちが強くなり過ぎたあまり、吹くことがちょっと重荷になっていたんだなということです。ツイッターのプロフィールに「クラリネットがとくいです」と書いてるのは、実は、自分の中では自嘲してる面もあって。サポートで演奏するときクラリネットが重宝されることが多いのはありがたい半面、他の楽器も同じようにがんばって演奏してるのにな、まあ鍵盤系は他に上手い人いくらでもいるし・・・とどこかすねたような気もちでいたのですが。この秋に観たテニスコーツとVIDEOTAPEMUSICのライブで、ビデオさんがピアニカをとっても丁寧に演奏してらしたことに衝撃を受けて、何だかんだ言ってピアニカやトイ系の楽器をどこか軽く見ているところがあった自分を猛反省しました。やはり演奏は心だな、心でしかないなと。もちろん技術があるに越したことはないけれど、プロを目指しているわけじゃないので、うたうような気もちで演奏することを忘れずにいたい。てかわたしの演奏の取り得ってそこしかないような気もするし。
そんなわけで、今年の目標は、 クラリネットをやさしいやわらかい音でうたうように吹けるようになる、です。

書きたいこと全部まだ書ききれてないのですが(先月の鈴木さん企画のことも報告できてなくてすみません!)、明日も仕事なのでこの辺で切り上げます。おやすみなさい。

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