2019年2月15日金曜日

花とハサミ















家に生花を欠かさなくなって三ヶ月以上経ちました。
もともと母はわりと気軽に花を買ってくるのだけれど、そんなに手をかけないし、しおれたら無造作に捨てるような感じの人なので、しばらく花のことは私がやるから一切手を出さないで!と宣言して、仕事帰りに花屋に寄ったり、数日毎に水切りしたりしてます。花を選ぶのは楽しくないわけじゃないしきれいに活けられると嬉しいけど。でもそうやって花と向き合う時間も含めて、特に今は、必要な行為のようにも感じています。
おそらく小学生くらいから使い続けて一人暮らしのときにも持って行ったし部屋に長年ずーっと置いてたハサミを花の水切りにまで使ってて(ずぼら)特に不具合も感じてなかったのですが、ここへ来て突然出番が増えてご老体への負担が大きかったのでしょうか、ある日水切り中に何の前触れもなく突然プラスチックの黄色い柄が片方ぽきっと折れてしまって。とてもショックでした。そして家の中を改めて探ってみると、ハサミ、何でこんなに?ってくらい何本もあって、母とわたしの性格の違いを改めて実感しました。年始にウクレレの弦を張り替えてたときも、あ、あのハサミないんだ…としょんぼりしたくらいです。特に愛着を感じていた訳でもなく、ただ普通に使ってただけなんだけど、悲しい。
生花というのは持ちが短いので、 生命について考えさせられます。買ってきたばかりでぴんとしてると比較的どう活けても様になりやすいのに(人に置き換えて考えると…)とか、同じ種類の色違いの花を同時に買ったのに持ちが全然違ってもともとの生命力の違いを実感したり、個体差もあるし、品種改良されたであろう花があんまりにもあでやかに花開くのに驚いたり。なんというか、世界への扉はいろんな形で開くものだなと思います。
そして小学生の頃にポプリの作り方の本など読んだせいか、きれいに乾きそうな花びらが何となく捨てられなくて、既にどんぶり山盛り一杯分くらいたまってます。これも、母にはきっと理解できない感覚だろうなあ。

さて。月に一度のおとなりが一週間後に迫ってまいりました。
ホノボランさんと村男さんとご一緒ってだけでも、なんか、ガチな感じですねえ、渾身フライデー。がんばる。
わたくしの出番は20時30分からの予定です。

2月22日(金) otonari presents 「渾身フライデー」 @AcousticHouseおとなり
出演 村男 / 宮田崇寿 / miyamo / ホノボラン / 横田惟一郎
OPEN 18:30 START 18:45 ¥1,500+1drink

今月はこれ一本になりそうですが、来月、16日(土)レレレノレコード、29日(金)おとなり、31日(日)bekkanが決まっております。よろしくお願い致します!

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