2013年6月11日火曜日

節目


五月の終わりから今月の頭にかけて、去年の秋冬に体調を崩して以来ぶりにやや気張ってライブに出かけたり人と会ったりしたらば、速攻くたびれて疲れがどっと出て日常生活のペースが乱れがちになってしまいました。そろそろ行けるんじゃないかなーと思ったけど、やはり時期尚早だったか、まだ無理のきかない体なんだなと身を持って学んだわけですが、いろいろと深く感じることは多く、実りある時間を過ごせたので、よかったです。


半月前の親しいバンドの渾身の企画ライブでは、 メンバーの産休のためしばらくライブ活動が休止になる、これまた仲よしのバンドのひとまず最後のライブを見届けることができました。マイペースに着々と成長を遂げている音楽仲間が頼もしく、まぶしかったです。
その二日後、ずううっと観たいと思いつつ機会を逃していたミュージシャンのバンド編成ライブと、いちおう知り合いでありつつひっそり熱くリスペクトしている方の弾き語りライブの両方をいっぺんに観ることができたのは、自分も演奏する側としての視点からも得るものが大きかったです。
どっちのライブでも友人知人と会えて、よかったな。

さらにその三日後、同世代の同僚の方と約一年ぶりに仕事帰りに飲みに行き、ゆるゆるとリラックスした時間を過ごしました。肴も日本酒も抜群に美味しい、近場の大好きな飲み屋さんで。
思わず感動したのが、わたしが体調を崩して仕事を休んでいたとき、もう一人、今回も声をかけたけど都合が合わなかった方とその方とが二人でたまたまご飯を食べに行って、「もしみやちゃんが辞めると言い出しても絶対辞めさせない!」と意気投合していたという話です。当時は、仕事を首になっても仕方ない、と本気で覚悟していたので、まさかそんな風に思っていてくれたなんて…あんまりにもありがたくて目頭が熱くなりました。うう。

翌日は、長年ネットを通じて交流のあるお姉さんとデートしたのち、馴染みのキセルライブ友と野音を満喫。短い時間ながらお姉さんと深い話もできたし、十年余りライブに足繁く通ってきたキセルの初の野音ワンマンライブ、気のおけない友人とリラックスして観ることができました。長年に渡って悲喜こもごもいろんなことがあった気がするけど、ライブの最中、思いがけず自分の中に「赦し」の感覚がすとんと下りてきたようで、あれは、たしかに特別なライブでした。

余談ですが、ちょっとばかり昔の話。キセルが出たライブイベントのオープニングアクトで初めてQurageを観て、そのとき確かブッチャーズの吉村さんも出演されていたと記憶しています。野音の売店でQurageドラムのきとう君と彼女のまぶしょうちゃんに鉢合わせして一言二言交わして笑顔で別れたのですが、なんというか、人の縁の妙にそこはかとなくと思いを馳せずにはいられませんでした。

そしてその翌日は辻堂に宗田さんの絵の展示を観に行きました。チイサイカイシャのお三方と現地集合。そんなにしょっちゅう会うわけじゃないけど音楽飲み仲間の宗田さん、この春に関西に移住されたので、これまで以上に顔を合わせる機会が少なくなるだろうしということで、日曜休みを取って会いに出かけたのです。しばらくぶりのLAMACoffeeはやはりとってもいいとこだったし、音楽とはまた別の宗田さんの一面を知ることができてよかった。しかし、寂しくなるなあ。

その一週間後、一昨日の日曜は仕事のあと、今年名古屋から引っ越してきた本好き音楽好き酒好きのsmさんと上野でデートしました。結局smさんの新居にお泊りして翌日昼に帰宅。思い切り羽目を外していっぱい遊んで、リフレッシュした気分。

他にも、第二子を身ごもった友人が二人いたり、時間は着々と過ぎていろんなことが少しずつだけど確実に変化しているんだなと痛切に感じる、今日この頃です。

今日は大切な友人の大切な人の一周忌になります。


この冬よく部屋でひっそり歌ってた曲です。いわばリハビリ。終わりの方で歌詞ちょっと間違えてるけど、まあいいや。
銭湯音源、ペラ子の唄のアレンジがたまらない!



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