2012年9月19日水曜日

来し方行く末















ここ十日ほど仕事はみっちり入っていて(三連勤のち一日休み×3)なおかつ一日置きで予定を入れてしまっため、疲労困憊しています。楽しい用事ばかりだったのですが、本来は暇好きなので、気持ちの余裕がなくなってしまってよくない。へとへとのよれよれ。しかし、そんなせわしない日々の合間を縫って見に行ったテニスコーツとふちがみとふなとのライブは実に感慨深かったです。


map主催のpus(pop underground showcase2012)という連日のライブ企画、どれもこれも気になるライブばかりでほとんど行けないのが歯がゆくて仕方ないですが、こればっかりはどうしたって外せない!と意気込んで行ってきた、ふちふなテニス。思えば、自分が音楽をやるかやらないかくらいの端境期に入れ込んでライブを観に行っていたこの二組には、演奏する際の気概みたいなものに多大な影響を受けたような気がしてます。声でも楽器でもあんな風に自由に歌っていいんだ、音数が多くなくても、型式にこだわらなくても、あれだけ豊かな音楽が成立しうるんだ、だったら自分もできることをひとまず精一杯やってみようじゃないか、という勇気をもらった音楽。演奏する側になって改めてわかることもあるし、前よりさらに磨かれた面には感銘を受け。ライブの終盤、大好きな4人が目の前で楽しくて仕方がないって感じの笑顔で演奏している姿には、本当に胸が熱くなってしまった。

音楽をやる側になって、楽しいことや素晴らしいこともいっぱいあったけど、思うようにならないこと上手く行かないこともやっぱりいっぱいあって、なかなかにしんどい思いを抱えていたりもします。けど去年ホライズン山下宅配便のレコーディングをお手伝いさせてもらったおかげで、大好きなレーベルであるmapのCDに末席ながら名前を残すという自分にとっての快挙を(たまたま運良く)成し遂げたわけだし、QURAGEの森くんと出会った頃は曲作りなんてのは才能を生まれ持った人にしかできないことだと信じ切っていたけど、何故だか今は弾き語りに四苦八苦している日々だし、明後日は「ふえとゆみとばちとえふで」のライブに光栄にも参加させてもらえるし、前に全く進んでないこともないよ、と自分に言ってやりたいような気持ちになりました。ちょっとだけ。このまま続けていてふちふなテニスの足元にさえ及ぶかどうかあやしいもんだけど、少なくともふちふなテニスだって最初から今の姿ではなかったのはたしかなこと。

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