2012年8月9日木曜日

床と飴ちゃん















ここ数日は朝晩少し涼しくてしのぎやすい。立秋を過ぎたし。いつの間にか残暑に突入。写真は先月半ばに近所の池で撮った蓮の花ですが。季節や月日はどうしてこうも早く過ぎ去るのだろう、っていっつも思います。

わたしの部屋は六畳の和室で、部屋の半分にもう二十年近く使ってるフローリングカーペットを敷いているのですが、一部とうとう表面のベニヤが裂け始めて、どうしたもんかなと思っている2012年夏です。さっさと捨てろよって話なんですけど。これを買ったのは大学生のときに寮の部屋に敷くためでした。わたしは昔からよく食べ物飲み物をこぼすタチで、生活の全てを行う一部屋が普通のじゅうたんだったら悲惨なことになりそう…と思って、ちょっとだけ奮発して入学時に買ったんですよね。と言ってももちろん高級品なんかではなく普通にダイエーで買いました。けっこう重くて扱いづらいなりに愛用し続けていて、寮を出てからも使ってたし、その後実家にもわざわざ持ち帰り、現在にまで至ります。夏場とか特に、木のひんやりとした感触が心地よくて、よく寝転がったりしてます。愛着があって手放そうという気になかなかなれない。何でそんなこと改めて考えたかというと、部屋の畳が露出している側で最近アイスコーヒーと麦茶を立て続けにぶちまけてしまって、アイスコーヒーは牛乳入れてたからほんのり乳臭いし、いい大人が何やってるんだかって軽く落ち込みましたが、そういやそうだった、よくこぼすのは今に始まったことじゃなかった、ってフローリングカーペットのささくれを見てたら思い出しました。

好きな歌い手の女の子が、ツイッターでチャラさんのツイートを引用していて、すごくかわいいつぶやきだったので、チャラさんのツイート見てサイトも覗いて、春にアルバム出てたんだーと思ってさっそくレンタルで借りてきちゃいました。先月末に観に行ったユザーンまつりではmabanuaさんのライブが非常にたのしくて、またいつか観れたらなあってくらいよかったんだけど(それにしても何て覚えにくい名前!あれ、マブヌア?マブアナ?って毎回混乱)、そのmabanuaさんがいっぱい参加されててびっくりしました。中でも永遠の詩って曲がツボすぎて泣いてしまう。mabanuaさんのコーラスも優しい声がとても素敵で。おかげでこの数日気づくと胸の中がなんだかキラキラしてる感じです。初めて付き合った人とお別れした夏にチャラの「タイムマシーン」の短冊形シングルを狂ったように繰り返し聴いたのは忘れようにも忘れられない記憶ですが、そのときにもこの床の感触はずっとそばにあったなあって思うとじつにじつに感慨深いです。Dark Candy、優しい音楽の飴ちゃんをどうもありがとう。レンタルで済ませてしまって申し訳ないくらいです…。



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