2010年12月17日金曜日

むねたさん

ここ数日、1Q84の1巻2巻を読み返してました。自分で買って持ってるはずなのに気づいたら夏くらいから手元になくて、誰かに貸したような気がするんだけどさっぱり思い出せなくて(身におぼえのある人、もしいたら連絡下さい!)こないだミワコちゃんちに泊めてもらったときにお願いしてミワコちゃんのを借りてきたのです。そっちに没頭していてブログの更新がおそろかになってた。

というわけで2日遅れでスミマセン、宗田佑介さんの3rdアルバム「作業着」が12月15日に発売になりました!おめでとうございます!わたしは3曲目の「夜を運ぶ」でアンデスとアルトリコーダーを演奏しています(クレジットでは縦笛になってるんだけど、たしかそうだったはず・・・)。


自分のパートのレコーディングは3月と5月に宗田さんのおうち兼スタジオであるところのボロキッチンに泊りがけで行って、がんばってクラリネット吹いて、アコーディオンなんかも弾いたような記憶があるんだけど、秋になって「ごめん、クラリネット使わない」って電話がいきなりきて 、そ、そんなご無体な・・・という感じでしたが、録音したクラリネットありの2曲のラフミックスと、アルバムに採用されたテイクとを聴き比べたら、こりゃしょうがないやと納得。宗田さんのベースが加わってたり、試行錯誤を重ねた結果、説得力が増しているとわかったので。レコーディングの時点でのベストは尽くしたけど、結局は、これをお蔵入りにすることはできない!と思わせるだけの演奏ができなかった自分の力不足でもあるし。それに、レコーディングは大変だったけど時間をかけて精一杯やらせてもらったし、録音終わってからはいっぱい飲んでいろいろ話して、すごくたのしかったので、よく考えると悔いは全くないです。やるだけのことはやった。ボロキッチンに転がっていたウクレレもらって帰ったし(笑)

 








アルバムの収録曲は、去年の夏に宗田さんのライブを何度かお手伝いさせてもらったとき一緒に練習したり演奏したりした曲が大半なので、なんというか、男宗田三十代の変遷と苦闘が見てとれる、濃密な内容だな~と個人的には感じます。唯一、6曲目の「中央シネマへゆく」だけは一緒に演奏したことないんですけど、これ絶品です!平林ケイスケさんの横笛のさらっとした感触に、こんなん吹きたい!けどできない!と聴くたびに正直悔しい。でもほんといい曲。他もいい曲だらけの力作アルバム、是非ご一聴下さいね。

宗田さんの音楽の質感は、昔からよく知っていて馴染みのある耳ざわりのように感じられて、そこが何より好きなところです。ちょうど2年前だったか、teraさんのサポートで七針の宗田さん企画に出たとき初めてライブ観てめっちゃテンション上がったのをよく覚えていますが、それから一緒に演奏して、音楽つながりの飲み友だちのようになれて、改めて考えるととっても嬉しいことです。

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