2018年4月9日月曜日

夜中に

母校の裏手の桜。
いろいろあるけど今年も桜の時期を無事に迎えることができてよかったな。

最近ずっと頭にあったこと。小学校五年生のときに引っ越しする前、わたしは木登りがとても好きで、特に登りやすくてお気に入りのイチョウの木が住んでいた団地の庭に何本かあって、三階くらいの高さまで一人するすると登っては、たとえば夕暮れの街並みをしばし見渡してからなんとなく満足して家に帰ったりしてました。イチョウの木の幹の手触りをなじみ深く頼もしい存在として思い出します。今だったらきっと危険だからと木登り禁止のお達しがすぐに出されてしまいそうな気がする。昭和の子供でよかった。あと、やっぱり小さい頃、田舎に帰るときよく寝台列車に乗って、夜カーテンの隙間から覗き見る街明かりはまるで大小色とりどりの星のようで次々と飛び去って行く様子を見るのも好きでした。心の原風景。つらつらと考えてみるに、そのときの自分は今ここにいる自分と一ミリも変わってないような気がするんです。そんなわけないんだけど。手伝ってるお店の店主さんに、よーこさんは何だかんだ言っても名前の通り明るいよね、と言われて、たしかに、目前の見晴らしのよい景色を(空間的にも時間的にも)一人でのびのびと見渡せればそれでもう満足、みたいなどこか能天気なところがある気がする。それがタマシイとかそういうことなんでしょうかね。
そしてさっきツイッタ経由で雨宮まみさんのブログを読んだら、この文章、そのことと内容的になんとなくリンクしてるような気がちょっとして。刃物の先のように、悲しくうつくしい文章だと感じました。よく歌わせてもらってる「波」という曲の、「あとを辿る あなたと 橋のもとで 明日なんて来なくていいや」というフレーズも連想したり。
他人のリアルは本当の本当にはわからないとしても。

なんかめっちゃ「夜中のラブレター」的なこと書いてる気がしてきた!翌朝になって恥ずかしくなる例のあれです。まあ、たまにはいいや。演奏予定を告知しなければなりませぬ。






















今度の日曜日です。レレレコ二周年を共に祝いましょう!よろしくお願いします!

あとは、5月17日木曜日に神楽音、25日金曜日におとなり、6月24日日曜日bekkan、28日木曜日おとなり、が決まっております。もしよかったら聴きに来てもらえると大変うれしいです。詳細はまた後日。

夜が明けてきました。おはよう。おやすみなさい。
 
 

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