2010年4月29日木曜日

春の祭典

書こうと思って書けてなかった、二週間近くまえの「春の祭典」というライブのこと。
メンツを見てこれは行かねばと即決し、仕事は休みを取りました。キスミワコちゃんちで2人で練習してから一緒に新宿へ。去年の十月にあだちさんのライブで一緒に演奏したザ・なつやすみバンドのなかがわさんと再会を喜び合う。ミワコちゃん、バンド名を「あさごはんバンド」って間違えてた。

ゆーきゃんさん、何度かライブ観てるけど、やっぱり好きです。さんは、ゴブリンのような感じで嬉々として演奏しているところがとってもいいと思います。この日、会場は土足厳禁で大体みんな座ってたけど、グーミだけは立って観ました。新曲よかった!くらげは、トリでびっくりした(笑)。立派になって。
最後の方、とうめいロボのちひろさんがいらしてて、少しお話しできて嬉しかったです。今ライブはお休みされているそうですが、とてもお元気そうで何よりでした。そして、くらげライブを見ながらふと、ミワコちゃんとなかがわさんとちひろさんがかなり狭い範囲に座っていることに気づき、すごい密集率!と思ってドキドキしちゃいました。

ゆーきゃんさんには近よりがたいようなイメージが何故かあって、でも今日こそは!と思い切って話しかけたのですが、やはりあまりうまく話せなかった。今思い返してて、たんぽぽの綿毛のように繊細な方だなという気がしました。常にとぎすまされているような。

ライブ観ながら気分よく酔っぱらって、しゃべって、たのしかったです。

帰り際、エレベーターの前で足元がちょっとふらついたところをグーミのふじいちゃんととびちゃんに心配されて、恥ずかしかった。それにも負けずに新宿の街中を突っ走ってたら(終電ギリギリだった)、先に会場を去っていたくらげ森くんと寺さんに信号待ちで声をかけられて、さらに恥ずかしかった。



陰陽の模様みたい

2010年4月28日水曜日

あと五十年ちょーだい

タイトルはこの本の一文から拝借しました。面白かった。オノヨーコさんのことってあまり知らないんだけど、職場で手にとったら、読んだ方がいいような気がしたので。自分が七十になったときこんな前向きかつお茶目な発言ができるといいな。十年以上まえにちょっとだけカナダで暮らしたとき、わたしの名字は一向におぼえてもらえなかったけど(「マヤモト」と苦しげに発音されたものです。「モ」にアクセント。)下の名前はすぐおぼえてもらえたのはヨーコさんのおかげです。こんな素敵な人と同じ名前だなんて光栄です。

春樹新刊のせいで職場で借りてきた本がしばらく手つかずでした。二度続けて読んで、
featuring牛河さんで正解、と腑に落ちて、その勢いのまま借りた本にとりかかった。しをんさん新刊栗田さん新刊が続けて読める贅沢。ナオコーラさんは自分の中でたまにすごくヒットするんだけどな。



葱坊主!パンク!
これ撮ってからさらに2日たったので、今や全開でつんつんしてます。


2010年4月26日月曜日

メッセージインアボトル



高知に引っ越した友だちから十日くらいまえにハガキがきて、「最近、みやもさんのCD聴いてます。ずっと、そればっかり。結構好きみたいです。また作ったら、聴かせて下さい。」とあって、めちゃめちゃ嬉しかったです。なんだか気恥ずかしくてCDR作って配ったこととかずっと言ってなかったんだけど、先月泊まりに来てくれたとき「こんなにあるんだよ~」って楽器類をいろいろ広げて見せて、ついでにふと、CDRをその場で焼いておずおずと手渡したのです。渡してみて、よかった。

自分で歌ったりすることにはすごく迷いがあって、世の中にいくらでもいい音楽があるのに、なんでわざわざ巧くもないのに歌って、それをさらに恥ずかしげもなく人に聞かせたがる?って、音楽を作りたい気もちがある一方で、心のどこかで思ってたけど、たとえば個人的な手紙みたいな役割の音楽があってもいいのかもって、少し吹っ切れたような気がします。もしくは、瓶の中に手紙を入れて海に流すような。

そんな手紙のように届いた、仙台の友人(って言っていいのかな?)のはまださんの音源、よかったです。信頼できる音楽。



2010年4月25日日曜日

テヌート

木曜はキルケの練習で高円寺に行きました。キルケの3人にドラムとピアノとクラリネットを加えた計6人(ほしさんはアコーディオン)で新曲の仕上げ。いっせーのせで6人で合わせると、いつも以上にバンドっぽい感じで、愉快でした。河原練の甲斐あってか、やないさんがクラリネットの音をほめてくれた。みんなで演奏しながらアレンジを検討していたとき、クラリネットをどう吹くかで、ピアノのスミダさんが「テヌート」という言葉を使って、一瞬わかんなかったけど、あの横棒のやつか!とすぐに思い当り、新鮮かつ懐かしかったです。テヌートって語感がちょっと不思議で面白くないですか(ピエール瀧が言いそうなイメージ。なんとなく)。



昨日の朝、何気なく観て泣きそうになりました。前のアルバム買ったけどそんなに聴かなかったので今回はいいかなと思ってたんだけど。
この曲すてきすぎ!



母が畑から採ってきたちょっと育ち過ぎの葱で「長ねぎの炒め物」を作ったのですが(高山さんレシピ)、葱坊主も花だ!とふと気づき、活けてみました。咲くかな。隣は同じく育ち過ぎブロッコリーのなれの果てです。根が生えてきてびっくり。

2010年4月22日木曜日

四月の色がみんな音に変わる



昨日と今日は仕事の昼休みにおにぎりを持って河原にクラリネット吹きに出かけました。正味二十分も吹けないけど、それでもやらないのとは違ってくるので。春の陽気が心地よいったらなかったです。風に桜の花びらは舞うし、イソシギもいるし、いたるところで花が咲いてるし、木々の新芽のモスグリーンは目にやわらかだし。しかも今朝は早起きしてたけのこご飯を炊いたので、ぽかぽかの日ざしの下で食べるたけのこご飯のおにぎり、最高でした。このまま仕事を忘れてのんびり昼寝できたらどんなにいいだろうと思いつつ仕事に復帰。そのかわり、日が長くなってきて早番を終えてもまだ明るいので、発泡酒を片手に川沿いを散歩して帰りました。音楽を聴きつつ景色や空を眺めてのんびり歩くと、他に何もいらないような気分になります。もうちょっと日が長くなると早番のあとにも河原でクラリネット練習できるようになるので、冬の間さぼってた分を取り戻したいです。

一ヶ月ぶりくらいに九州の父にメールしたら、「
メールもらえばうれしいけど、ナナイロソラで様子がよくわかるので、出さなくっちゃと思わなくてもいいよ」って・・・やりにくいったらないです。そして毎度必ず飲みすぎを心配されるっていう。ブログ見てくれる友だちには前から父とのやりとりが評判よいので、もういっそのこと、コメントでも残してくれたらいいんじゃないかと思います。かなりネットやってるみたいなんで。案外ツイッターで「草むしりなう」とか呟いてたりして。でも、「ようつべ」とか親が言ってたら、なんかいやかも。

2010年4月14日水曜日

おくびょーる

先週の土曜は「七針大号泣」を見に行きました。
当日の朝まで行こうかどうしようか迷ってましたが、早番で翌日が遅番という夜遊びに適したシフトだし、ごぶさたの森くんと話したいこともあるし、oono
yuuki さんのライブめちゃめちゃ気になるし、なかなか行けないけど七針好きだし、ということで思い切って行ったら、大正解でした。出演した4組のみなさん素晴ら しかったです。久々に観た森くんはmcで「あと二曲お付き合いください」なんて場慣れしたことも言えるようになってたけど、Qurageきってのキラーチューンで「おくびょ~・・・る」って歌詞を間違えたのには、笑った。そして、演奏後に一人で一服してるoonoさんについ声をかけたら(酔ったいきおい)、実は以前既に話したことがあったとわかり、驚きました。あのときのあの人か!って、つながりました。アルバムすんごいよさそうな気がする。
たのしい夜でした。

一日空けて月曜は「四月の箱庭療法」を見に行きました。
強 く誘ってくれた友だちのTさんに大感謝!Tさんにも、ライブでよく会って話すなんのこっちゃい西山さんにも、前々から「パスカルズいいよー」と聞いてはいたので、間違いないとは思ってたけど、それにしてもすごかった。しかもこの日はニカさんとのスペシャル2マン。終わってからTさんと「何のかはわからないけど、横綱対決って感じだったね~」としみじみうなづき合いました。最近のニカさんはまさに絶好調だなと観る度に思います。パスカルズは、演奏している人たちが、鳴っている音のなかで本当にのびのびと心を遊ばせているのが伝わってきました(といいつつ、ライブ前半はウクレレを弾く知久さんをひたすら凝視・・・自分の宅録で不慣れなウクレレと格闘し続けていたわたしにとっては全てが神業の如しで、目も耳もただただ釘付けでした)。わたしも十年後にあんなふうに楽しんで演奏できることを目標に頑張ろう、と強く思いました。
最後の最後、再びステージに上がってたまの石川さんと手と手を取り合って歌い踊る歌姫ニカさん・・・なんというか、ある意味、夜見る夢のようにシュールな光景でした。「パスカルズのライブのアンコールでね、石川さんがTシャツをまくり上げてたのしそうに自分のお腹をぺちぺち叩いてて、頭に大きな花をつけたニカさんも一緒になって石川さんのお腹を叩いてるの」みたいな。
これだからライブ通いは止められません。


しかし最近寒暖の差が激しすぎですよね。

2010年4月9日金曜日

桜散歩

そして昨日も花見しました。人としたのは今年初。宇都宮餃子とコロッケで乾杯。桜はちょうど満開で、近所の花見ポイントをくまなく案内したらとても喜んでもらえて、わたしも嬉しかった。なじみの風景も、人と歩くと違う視点で見れて面白い。しかし寒かった・・・かじかんだ手を温めようと吐く息がめちゃめちゃぎょうざ臭くて、笑った。

年を重ねるほど桜がきれいに感じられるような気がするのは、桜に関するいい記憶が自分の中に増えているからかなと思います。発酵食品が月日を経て熟成するみたいな感じで。それでこそ、生きてる甲斐があるってものです。今読み途中のこの本にどことなく影響された発想ではある。

ひなまつりに遊びにきてくれた弟一家を楽器でもてなすも、


姪っ子は音を出すことより口に入れることに夢中なお年頃なのでした。鈴にかぶりつき。


今日も遊びに来てくれる予定だったのが来週に延期。一緒にお花見したかったな。



2010年4月6日火曜日

花見は何度でも



二日間一歩も外に出てません。本日昼まえから宅録を始めて、さっき夕方に一曲録り終わりました。年末年始から録ろう録ろうと思いつつなかなか進まなかった曲なので、ミスもしたけど、とりあえずこれはこれでよしとしちゃいます。ふひ~疲れた。昨日からずっと家にいたのでまあまあ料理しました。かぶの厚切りサラダ、かぶの葉たっぷりのパスタ、半熟煮卵、春菊のチヂミ、スモークサーモンと春野菜のジェノベーゼパスタ。最後のパスタ以外は全て高山さんの本見て作りました。おいしかったし、冷蔵庫の野菜ボックスがすっきりした。

家から職場までの間に花見ポイントがいくつもあるので、仕事帰りに連日一人で夜桜見物してました。というわけで今の自分内スローガンは「花見は何度でも!」。来年もまた桜が見られるという保証はどこにもないのだ。満喫しとかなきゃ。近いうちに母とも花見しよ。

SOSの猿、自分が最近ぼんやり考えたこととテーマが微妙にシンクロしていたので、読んでみてよかった。

2010年4月2日金曜日

生たいやき

昨日は4ヶ月ぶりにキルケの練習にお邪魔してからリキッドルームにライブを観に行った。吉野さんとイノウがめちゃめちゃよかったです。最高でした。生taiyakiには感無量。吉野さん、大変うれしそうで、きも可愛いかった(ごめんなさい・・・大好きです!)。そして、イノウのアルバム発売はキセルと同日だそうなので、両方一緒に買っちゃうもんね~。たのしみ。

キルケの新曲はこれまでになくポップでよかった!アルバムのレコーディングは夏以降を予定しているそうですが、この曲うまく録れたらアルバムかなり面白いことになりそうで、わくわくです。

こないだの日曜日、渋谷のタワーの2Fでゆうりさんの新譜を探したけどわかんなくて、やむをえず上の階のNew Ageコーナーまで行ってみたらすぐに見つかり、さらにhashimoto kazumasaさんの新譜をふらりと試聴したらすんごいよくて、思わず2枚とも買ってしまった。iPodもnanoが壊れてclassicを買ったばかりだし、最近ほんとお金遣いすぎ・・・まだしばらくお昼はお弁当作らなきゃ。ゆうりさんの本日のおんがく集も、すてきです。


このまぬけな格好でしばらくぼーっとしてた。アホな子。